あらすじ
32歳といえば、世間では「一人前」と呼ばれる歳。でも、これから先の人生で必要になるお金の知識を持っているだろうか? 学校などでも学ぶことはほとんどないため、意外と知らないのではないだろうか。
本書では、この日本で生きていくための、当たり前の社会の仕組みとお金の話を、「これだけは知っておきたい」というポイントにしぼって解説した。
これ1冊あれば、最低限の知識が一気に身につく!
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
32歳はすぎちゃったが、コンビニで見つけて衝動買い。
最近、不動産投資の話だったり、投資信託の話のお誘いがやけに多いので、久しぶりにこの手の本を読んでみました。
以下の様な人生では欠かすことのできないお金の話が凝縮されてます。
・結婚
・子育て
・マイホーム
・保険
・親の介護
・葬式
・相続
・税金
・年金
・資産運用
・セーフティネット
ただ、一冊の本の200ページちょっとの本にこれらを凝縮させてるため、
一つ一つの説明は薄いです。
広く浅く、人生のお金に纏わる話を知りたい時には良いかもしれませんが、
ちゃんと理解するにはそれぞれの項目で一冊本が出来上がってしまう。
あくまでの概要のみと言うことで。
よくまとめられてはいるが、数字や用語が多いので、
この手の本を読んだこと無い人には、すんなり頭に入ってこないかもしれない。
『生命保険』に加入する事を以下の様な『命をかけたギャンブル』と表現しているのが面白かったので、少し引用を。
『例えば、30歳の男性が、40歳までに死亡すれば1億円の保険金が支払われる生命保険に入ったとしましょう。毎月の掛け金は1万円。ギャンブルに例えると、毎月1万円のチップを支払って、自分が死ぬ方にかけているということになります。40歳までになくなればあなたの勝ち、40歳までに亡くならなければ、保険会社の勝ちです。』
なるほど。お金の視点だけで見れば、自分が死ぬ方が勝ちってことねw