【感想・ネタバレ】飄々と堂々と 田上明自伝のレビュー

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Posted by ブクログ

プロレスラー田上明の半世紀。

相撲界から全日本プロレスに入り、NOAHに移籍してから自己破産し、今は地元つくば市で居酒屋を経営するまでの話。
大変な話を淡々と描いているのが凄いと感じた。

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2024年03月01日

Posted by ブクログ

全日本プロレスは現実的な団体だった
ジャンボ鶴田がプロレスに就職すると言った時代から
すでにそうだった
のめり込むロマンよりも抜けのいいエンタメ、みたいな感じ
ガチンコのトップでしのぎを削ってきた人々は
プロレスにそういう態度でのぞみがちだ
それが良いときもあれば、悪いときもある
田上明は全キャリアを通じて良いほうだった
大相撲で十両まで番付を伸ばしたときの田上は26
もう少しやってれば小結ぐらい狙えたのかもしれないが
親方とのそりが合わず、部屋を飛び出した
そういう意味じゃ実力とメンタルが不釣り合いな存在だった
伝統的な上下関係に耐えられなかったのである
しかしプロレス入りしたのちは
ナマクラ役からチャンピオンまでオールマイティにこなした
上下にこだわらない性格が
そのダイナミックな振り幅をもたらしたと思う

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2023年12月05日

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