あらすじ
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日本では縁起物として置物や根付になり、ヨーロッパでは「森の賢者」と呼ばれるフクロウ。
動物園などでも人気者ですが、意外に街の近くで暮らしているものもいます。
このフクロウ、実は、他の鳥たちとはちょっと違う個性をいくつも持っています。
表情豊かだったり、忍者のように行動したり、「アヒル寝」をしてみせることがあったり…。
さらに、一口にフクロウと言っても約250種がおり、大きかったり小さかったり、同じに見えて違うものがいたりと、まだまだ謎の多い存在なのです。
本書では、知っているようで知らないフクロウの話、日本の野生のフクロウ11種と世界のフクロウたち、そしてその身体能力や生きざまをイラストでご紹介していきます。
「可愛いけれど、それだけでない」姿に、驚いたり和んだりしつつ、この生き物への理解が深まる1冊です。
※カバー画像が異なる場合があります。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ここまでリアルにフクロウ絵を描けることに本当に尊敬する。
情報としては他のフクロウ本に書いてある基本的なことが網羅されているのに加えて、それぞれの種の聞きなしまでかなり細かく載っているのは凄い。自分で実際に体験しないと分からない知見が多く、臨場感を感じた。
他の本ではあまり見ない、琉球や台湾地域の種も紹介されていて新鮮。
Posted by ブクログ
私はフクロウが大好きなのですが、やっぱり犬とか猫とかに比べて関連書籍少ないんよなー。
フクロウは耳もよく視野も広く羽には風切羽がついていて羽ばたき音がしないんですよ。大型のフクロウは仔鹿を狩るぐらいには鉤爪の力も強い。狩りうますぎ問題。
フクロウの胃のなかを見れば生息地の生態系がわかると言われて食物連鎖の頂点にいるとされている。
でもフクロウの種類にはまだ明るくないので読んでみた。
もともとTwitterで絵も見ていた方だったので興味はあったんだけど、かわいい絵はもちろん内容もわかりやすくてよかった。フクロウは賢者の象徴でもあるよね。河出書房新社のマーク、フクロウだし