あらすじ
継母に虐げられ、妹と差別されて育ったアニエスはひょんなことから、彼女は隣国の大領の継承者となってしまう。一方、妹のロクサーヌは王太子妃候補となっていた。さらにある老貴族がロクサーヌを王太子妃に推す代償として、アニエスとの結婚を要求するという。望まない婚姻を強いられたアニエスはあわやのところで救出される。救出された先の王宮で出会ったのは、妹の婚約者であるはずの王太子・アンブロワーズ。一見優しく見えた彼だったが、何故か夜ごとにアニエスの元を訪れては彼女の身体を甘く激しく暴く。そして、アンブロワーズの顔に、なぜかアニエスは見覚えがあって――? ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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匿名
意見がわかれる
無憂先生の作品は、独特の世界観で好きです。途中 アニエスが、読んでいられなくなるくらい境地にされされます。主人公なので、たぶん大丈夫だろうと信じて読みましたが、辛かったです。
アンブロワーズの狂愛を許せるか許せないかで、意見がわかれると思われます。最後の特別な庭のシーンが、安らぎを与えてくれました。
なるほどね
両極端に分かれた評価に、好奇心から破格中古で購入。
読んで納得、人を選びます。
帯に親切に書いてあります、拗らせ王子がひたむきに捧ぐ、過激すぎる軟禁愛。
にしても、ヒーローがクズすぎる。
このクズさを楽しめるかどうかが鍵かな?w
生い立ちや政治的な理由もありますが、とにかくヒロインの尊厳無視で、凌辱に次ぐ陵辱で疲れ果てました。
無力なヒロインが本当に気の毒だった。
悪役の断罪も、ハンムラビ法典が頭を過り、じゃあ「ザマァ!」とスッキリするかと言えば、逆に胸が悪くなる始末。
それでも、最後までヒーローがクズなのが、逆に天晴れです。
私(作者さん)に付いて来れるものだけ付いて来い!みたいなw
別の意味で、他の作品も読んでみようかな、と思いました。
星は、作者さんの勇往邁進⁈に敬意を表し、3にしておきますw
家族には疎まれ、美しい思い出までも汚されたヒロイン。終盤まで苦しみの連続でこちらの息も絶え絶え。
事情が事情だけにヒーローの行動もわからなくもないが、あまりにも酷すぎると思うの。最後まで好きになれずイライラしたままの読了となりました。