あらすじ
史上初の八冠達成に挑む、天才棋士・藤井聡太が自身で語る半生。
「死ぬまで努力」を掲げる稀代の名経営者との対話から見えてきた、異次元の天才の頭の中身とは――。
勝つ楽しさ、負ける悔しさを知って強くなった少年時代。
悔しさを乗り越え、負けをとことん分析することで、さらに強くなっていった奨励会時代。
将棋に出会った幼少期から、勉学の意味を考えながら通った高校時代、趣味の話、コロナ禍での日常生活、将棋AIの使い方、普段の研究方法、対局時の心構え、棋士になって変わったこと、これからの目標――。
次々と最年少記録を塗り替え、驚異的な勝率で勝ち続ける藤井聡太の強さの源を探る対談集。
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Posted by ブクログ
若くして名棋士となった藤井聡太氏と実業界や対中外交でも活躍された丹羽宇一郎氏による63歳差のふたりの対談集。一般人には知ることができない棋界の話が、経験豊かな丹羽氏の導きで大きく広がり、読者を楽しませてくれる。
Posted by ブクログ
2024-023
将棋好きの自分としては、とても参考になったかなぁ。天才って呼ばれる2人の対談は、刺激的だし、機知にめちゃくちゃ富んでる。
誰かに勝つことではなく、己を高めることに重きを置いてる藤井八冠は本当に人生何回目って感じ。俺も高みを目指したい。
Posted by ブクログ
テレビやニュースでしか藤井さんを観てないので、初めてこういう人なのかと。子供ではなく、大人、そしてプロ。人並みも遥かに超える熱量、エネルギーを、合理的に、そして冷静に投入している。そして、周りを気にせず、自分と闘っておられます。それが強みなんですね。さすがです。
Posted by ブクログ
将棋の藤井聡太さんとビジネス界の重鎮丹羽宇一郎さんとの対談。
最初の方はあまりかみ合っていないが、後半は丹羽さんの言葉の重さにうなづくところが多かった。
藤井さんの詰将棋に対する思いの深さを知った。