あらすじ
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ブランドストーリーを伝える究極のオウンドメディア
教育・観光・イノベーション拠点としての企業ミュージアムを徹底解説
顧客、従業員、取引先、地域住民、さらに研究機関などに対し、社史、企業理念、商品開発背景といったブランドストーリーを伝える、究極のオウンドメディア、「企業ミュージアム」。
本書では、電通PRコンサルティングの社員・役員が企業やその関係団体が手掛けるミュージアムを訪問して取材し、その魅力と奥深さ、そして広報効果についてPRのプロフェッショナルの視点から解説しています。
歴史ある企業が、創業者・経営者の信念や従業員の努力のもと、どのように誕生し、発展し、時代に合わせて変化し、現代に継承され、また社会に変革をもたらしてきたのかが一覧できます。
本書に登場するミュージアムを運営する企業には創業100年を超える老舗企業も多く、その歩みは近現代日本の歴史とも重なります。
企業経営、広報戦略の学びや参考になるだけではなく、日本の産業史、文化史に触れる読み物としても楽しめるものとなっています。
また、小中高生の校外学習など教育資源として利用されているミュージアムも紹介されており、郷土学習や社会科見学、総合的な探究の時間等で利活用できる資料となっています。
修学旅行やキャリア教育など施設訪問を検討する際のガイドブックとしても有効です。
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Posted by ブクログ
企業のPRの場所である、企業ミュージアム。
同時に、その企業の歴史や産業のあらましを社会に示す
場でもあり、作り手と使い手を繋ぐコミュニケーションをも
生み出す。そんな17の企業ミュージアムを詳しく紹介する。
・はじめに
01 セイコーミュージアム 銀座 02 シャープミュージアム
03 グンゼ博物苑 04 ミツカンミュージアム
05 マツダミュージアム
06 三井住友銀行 金融/知のLANDSCAPE
07 アシックススポーツミュージアム 08 ヤンマーミュージアム
09 ミキモト真珠島 10 ヤマハ発動機コミュニケーションプラザ
11 関西電力 黒部川電気記念館 12 JAL スカイミュージアム
13 花王ミュージアム 14 京セラ 稲盛ライブラリー
15 Daiichi Sankyo くすりミュージアム
16 ダスキンミュージアム 17 ツムラ漢方記念館
18 エピローグ
解説―心の旅をしよう
執筆者一覧、掲載ミュージアム一覧有り。
企業ミュージアムは、様々な業種の企業の、歴史と魅力を
社会に伝える場であり、企業文化の各種資料を収集・保管。
社員の人材育成の場でもあるし、校外学習や課外学習などの
教育の場にもなっている。また、ミュージアムがあることでの
観光促進で、地域への貢献にも寄与している。
そんな17の企業ミュージアムに取材し、その企業の特性を活かし、
展示等にも工夫されているなどを紹介し、説明している。
下巻では、子どもたちメインや地域貢献の観点での
ミュージアムが目立っていたように感じました。
アシックススポーツミュージアムの
アスリートとシューズのヒストリーや、
ダスキンミュージアムの掃除の歴史を学び
ミスドのドーナツの森で想い出作りをするのは楽しそう。
関西電力の黒部川電気記念館は行ってみたくなりました。
但し、その視点はPR資産。
医療関係者向けもあるし、一般には難易度高い展示だったり、
事前予約が必要なミュージアムもあるから、注意。