企業ミュージアムへようこそ 上巻

企業ミュージアムへようこそ 上巻

1,540円 (税込)

7pt

4.0

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

企業ミュージアムは、「ミュージアム」というアカデミックな領域と「企業」というビジネス領域の両方にまたがるバッファーゾーンにある。そして運営を担う企業の広報、ブランディング、宣伝、人事などと多様に連携する組織である。本書では、企業が手掛けるさまざまなミュージアムの役割や機能、可能性についてPRのプロフェッショナルが紹介する。

企業ミュージアム――そこには訪れた人の心を揺さぶる、何かしらの価値がある。企業ミュージアムの二大テーマは、その企業のルーツと、その企業が属する産業そのものの魅力を紹介することだ。良くできた博物館には、とにかく隙がなく、大人向け、子ども向け、あらゆる趣向が巡らされている。
また、その企業が生み出してきた商品紹介に加えて、その商品が世の中に出たことで、社会がどのように変わったのかということを実感してもらえることも重要。中には、大事故を起こしてしまった、とか。異物を混入させてしまったとか、そうしたいわば「黒歴史」を、正々堂々と公開しているところもある。これも企業ミュージアムの魅力の一つだ。

企業ミュージアムは、顧客と直接触れ合える場なので、作り手の方のテンションも上がる。コロナ禍でも多くのミュージアムが閉館せずに続いているのは、そうした理由も大きい。経営者と従業員の心をつなぐ、従業員同士の心をつなぐ、作り手の先にいるお客さまとの触れ合いを生む。そうしたコミュニケーションに、企業ミュージアムは貢献している。

企業ミュージアムに代表されるPRは〈狭く、深く〉。企業や業界そのものを、どれだけ学ぶことが楽しいもの、楽しみながら学べるもの、エンタメに昇華できるか、ということが博物館のキモの部分となっている。本書ではその魅力を伝える。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

企業ミュージアムへようこそ のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 企業ミュージアムへようこそ 上巻
    1,540円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 企業ミュージアムは、「ミュージアム」というアカデミックな領域と「企業」というビジネス領域の両方にまたがるバッファーゾーンにある。そして運営を担う企業の広報、ブランディング、宣伝、人事などと多様に連携する組織である。本書では、企業が手掛けるさまざまなミュージアムの役割や機能、可能性についてPRのプロフェッショナルが紹介する。 企業ミュージアム――そこには訪れた人の心を揺さぶる、何かしらの価値がある。企業ミュージアムの二大テーマは、その企業のルーツと、その企業が属する産業そのものの魅力を紹介することだ。良くできた博物館には、とにかく隙がなく、大人向け、子ども向け、あらゆる趣向が巡らされている。  また、その企業が生み出してきた商品紹介に加えて、その商品が世の中に出たことで、社会がどのように変わったのかということを実感してもらえることも重要。中には、大事故を起こしてしまった、とか。異物を混入させてしまったとか、そうしたいわば「黒歴史」を、正々堂々と公開しているところもある。これも企業ミュージアムの魅力の一つだ。 企業ミュージアムは、顧客と直接触れ合える場なので、作り手の方のテンションも上がる。コロナ禍でも多くのミュージアムが閉館せずに続いているのは、そうした理由も大きい。経営者と従業員の心をつなぐ、従業員同士の心をつなぐ、作り手の先にいるお客さまとの触れ合いを生む。そうしたコミュニケーションに、企業ミュージアムは貢献している。 企業ミュージアムに代表されるPRは〈狭く、深く〉。企業や業界そのものを、どれだけ学ぶことが楽しいもの、楽しみながら学べるもの、エンタメに昇華できるか、ということが博物館のキモの部分となっている。本書ではその魅力を伝える。
  • 企業ミュージアムへようこそ 下巻 ーPR資産としての魅力と可能性
    1,650円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ブランドストーリーを伝える究極のオウンドメディア 教育・観光・イノベーション拠点としての企業ミュージアムを徹底解説 顧客、従業員、取引先、地域住民、さらに研究機関などに対し、社史、企業理念、商品開発背景といったブランドストーリーを伝える、究極のオウンドメディア、「企業ミュージアム」。 本書では、電通PRコンサルティングの社員・役員が企業やその関係団体が手掛けるミュージアムを訪問して取材し、その魅力と奥深さ、そして広報効果についてPRのプロフェッショナルの視点から解説しています。 歴史ある企業が、創業者・経営者の信念や従業員の努力のもと、どのように誕生し、発展し、時代に合わせて変化し、現代に継承され、また社会に変革をもたらしてきたのかが一覧できます。 本書に登場するミュージアムを運営する企業には創業100年を超える老舗企業も多く、その歩みは近現代日本の歴史とも重なります。 企業経営、広報戦略の学びや参考になるだけではなく、日本の産業史、文化史に触れる読み物としても楽しめるものとなっています。 また、小中高生の校外学習など教育資源として利用されているミュージアムも紹介されており、郷土学習や社会科見学、総合的な探究の時間等で利活用できる資料となっています。 修学旅行やキャリア教育など施設訪問を検討する際のガイドブックとしても有効です。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

企業ミュージアムへようこそ 上巻 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    企業ミュージアムによく足を運ぶ。
    創業者・中興の祖の考え方
    会社のポリシーや運営に関わる工夫
    商品やサービスが生み出されるまでの苦労や裏話など
    たくさんの学びがあるからだ。

    この本に紹介されている中だと
    04 アドミュージアム東京
    06 パナソニックミュージアム
    15 クロネコヤマトミュージアム

    0
    2025年01月01日

    Posted by ブクログ

    企業のPRの場所である、企業ミュージアム。
    同時に、その企業の歴史や産業のあらましを社会に示す
    場でもあり、作り手と使い手を繋ぐコミュニケーションをも
    生み出す。そんな16の企業ミュージアムを詳しく紹介する。
    01 プロローグ 02 資生堂企業資料館 03 日本郵船歴史博物館
    04 アドミュージアム

    0
    2024年08月25日

企業ミュージアムへようこそ 上巻 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める ビジネス・経済

ビジネス・経済 ランキング

同じジャンルの本を探す