あらすじ
【デジタル版限定!「少年ジャンプ+」掲載時のカラーページを完全収録!!】姿を消した人魚のおねえさんと浜辺で再会した三夏猫(みかね)。しかし、突如豹変したおねえさんに海へと引きずり込まれ食べられそうになる。困惑と恐怖の中、辛くも逃げ延びた三夏猫だったが、それでもおねえさんへの気持ちを諦められず、島で海洋生物の研究をする博士のもとを訪れるのであった――…
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人魚とその研究者とか
時折、幕間の空きページでご当地食材その他の解説等もあるのが良いです。
三夏猫君の気持ちは人魚のお姉さんに向かっていますので、ゆっこ、ちょっと不憫かも知れません。幼少時に父親が人魚に食べられたのでは?ともいわれている久貝丸博士の許に泊まって話を聞き、興味が募ります。
一方の海底の世界でも人間界に興味を持つ人魚の仲間とかも出てきて……人間になれる道筋、本当にあるのかどうか。
やがて博士の研究所に現れる人魚(ウミウシタイプとはまた別です)の話で、三夏猫君、海の底に行く決意を決めますが、危うさが漂います。
同級生は中学を卒業したら島を出て働くと決意していたり、スカウトをいったん断った女の子は高校以降に本格的に目指すつもりのようですし、出てくる中学生陣は若くて初々しいです。お互い、あまり素直にはなれていないようですし……。
点描で描かれているイラスト、良いです。