あらすじ
日本人初のFA公認エージェントとして、遠藤航のリバプールへの電撃移籍ほか、世界を相手に数々のビッグディールをまとめてきた代理人が初めて明かす交渉術と舞台裏。サッカーやスポーツに興味をもつ人はもちろん、交渉力やプレゼン力を磨きたいと思うビジネスパーソンにも役立つメソッドも満載の1冊!
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Posted by ブクログ
サッカー代理人の仕事というものを
垣間見たくて読んでみました。
概ね目的は達成できたと思わせてくれるほど、
サッカー代理人の仕事ぶりについて記載があります。
(まぁ守秘義務もあるので、
語れないこともあるのでしょうが。)
さすがに本にするには少しボリュームが
足りなかったからなのか、
ご本人の過去の経歴が載っている箇所もありますが、
代理人の仕事に関係のない部分はそれくらい。
この本の仕事が出たタイミングでは、
著者の仕事のハイライトは
遠藤選手のリバプール移籍なのでしょう。
移籍の裏話が垣間見れるのは、
ファンにはたまらないかもしれません。
どうやら伊藤選手(DFの方)の
代理人でもあるみたいなのですが、
バイエルン移籍の前にこの本が出版されているらしく、
その話は2冊目に取っておきましょう
(出版されるのかどうかは知りませんが)。
代理人って、金儲けのことばかり考えているような
印象を勝手に持っていましたが、
金儲けのことばかり考えているヨーロッパのクラブから
選手を守る立場にある重要な役割だと理解しました。
代理人側からの一方的な見解なのかもしれませんが。
ブラックボックスのような代理人の仕事が知れる
貴重な一冊だと思います。