あらすじ
伯爵令嬢であるアデレードは、婚約者である伯爵令息ベンに婚約破棄を告げられる。
さらに彼は、「義妹」のリリーをいじめるアデレードを悪女と呼び、リリーと自分は真実の愛で結ばれていると主張するのだ。
婚約破棄を告げられたアデレードは、ベンの言葉に嘆き悲しむ──ことは一切無かった。
なぜなら、リリーは「義妹」ではなく「居候」であり、アデレードはリリーをいじめるどころか関わってすらいなかったのだ。
アデレードは貴族らしく正しいやり方で、浮気者であるベンと「居候」であるリリー達の結婚を後押しする。
一方、リリーを「居候」だと知らなかったベンは、アデレードと婚約破棄したことで大変な目にあってしまい……?
電子書籍版限定書き下ろしSSも収録。美しき伯爵令嬢の華麗なるざまぁ劇をとくとご覧あれ。
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ぎゃふん
いやー、斬新的で私は好きなお話でしたね。上巻を読んでおバカな居候がイロイロとやらかしてくれて、ヒロインをいけ好かないと思っていた元婚約者もやらかしてくれてえ楽しかったです。貴族って大変なんだぞ。って周りが説明してるのに何も知らずに、おバカな事を連発する居候(笑)それに、上手い事乗せられたおバカな元婚約者、おバカコンボでしたね。確かに貴族てしての振る舞いとか説明は多かったのですが、それでも私は楽しめました。
ヒロインの出番が殆どなくて、それが少し寂しかったですね。でも、上巻まるっと居候達のおバカフルコンボは傑作でした。まさか上巻全てが居候のお馬鹿な話で終わるとは意外でしたね。
ヒロインを、ぎゃふんと言わせたかったとおバカコンピが言っていたので、ぎゃふんと言ってみました(笑)