【感想・ネタバレ】ChatGPT時代の文系AI人材になる―AIを操る7つのチカラのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

わかりやすくこれからどうAIと一緒に仕事をしていくかが理解できた。
ホワイトカラーは専門職ほどAIに置き換えられていく可能性が高い。
意外に雑用系の仕事が生き残っていくのかも。
企業のAI導入事例も豊富で具体的でわかりやすい。
これからは接客応対もほとんどAIでめったに人とコミュケーションすることもできなくなるのかな。
科学技術が未来を明るくしてくれると思っていたのに、
孤独で管理される社会になってしまう恐れもあり未来に生きていく自信がちょっとなくなってきた。

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2023年12月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

AIが人間の仕事を奪うという、「AI vs 人間」という考え方ではなく、これからの時代はAIを上手に使いこし「AIと共に」共存していくことが必要だというメッセージが込められた本。また、AIがますます普及していく中で、AIを上手に使いこなせる人材こそが、これからの時代必要とされていくということを本書の中で伝えております。

本書の中では、AIを使う上で必要なマインドやスキル、AIを活用した事例などが書かれています。特に、chatgptを上手に使う方法やコツが書かれている箇所は勉強になるものがありました。(例えば、最初に「あなたは〇〇の専門家です。」などと定義してあげ、その後に、聞きたいことを聞くと、よりマクロな視点から回答を得られるなど、、、)

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2024年06月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2022年11月に突如出現し、1ヶ月で1億人のユーザーを獲得したChatGPT。これが出現したことによってAIは一気に身近なものとなり、2023年のビジネス雑誌のタイトルは毎月のようにChatGPTの名前が表紙を飾った。IT活用やDXが経営の主要課題となっていた中、話題になるのは当然である。オフィスでパソコンが一人1台となるきっかけとなったWindows95や全員がスマホを持つきっかけとなったiPhone4と同様に、今後の社会に与えるインパクト巨大であり過去最大となる可能性すらある。

本書は2019年12月に発売された同じ著者による「文系AI人材になる」の改訂版である。テクノロジーの世界で4年前の情報は陳腐化が避けられないが、強力なインパクトのあるChatGPTの出現にあわせて迅速に改訂版を発売するのはさすがである。
前著同様、ここで語られているのはAIを使う事は、職場でExcelを使う事と同じくらい当たり前になってくるという事であり、特別なプログラムの知識は既に必要ではないという事である。文系というくくりはあくまで本書のマーケティング上のフックであり、実際には文系・理系を問わず、仕事の生産性を上げる上で必要なスキルとなってくるという事である。本書では、AIを利用するにおいて不可欠な用語の解説を始め、それをどう活用していくかという事まで、自分の仕事が奪われるのではないかと恐々としている一般読者が知っておくべき事を分かりやすく網羅している。

AIを使って生産性を上げるために必要な視点は以下の2つが提示されている。
1. 操作力:AIを操作する能力
2. 導入力:AIをどこで利用できるかを構想し、どんなタスクを任せるのか、それらを実装するまでの仕事

それぞについて便利なフレームワークが提示されている
1. 操作力▶7Rプロンプト
Request: 依頼を出す
Role: 役割を決める
Regulation: 形式を指定する
Rule: ルールを定める
Review and Refine: 評価・改善を求める
Reference: 参照知識や例を与える

これらの要素をプロンプトに含める事で求める結果に対する精度が上がるという。

2. 導入力について
AI企画の5W1H
まずISSUEを定め以下を廻す

WHO 誰のための?

WHY なぜAIが必要?

WHICI どのデータを参照して?

WHERE どこのAIで?

WHAT どんなAI?

HOW? どう人と分業して

また、マインドマップ形式での出力や、Excelでの実行も可能であり、有料版ではプラグインを使用してエクセス、ワード、PDF、CSV、画像など様々なファイルを読み込ませる事も出来るという。

未だ現段階では、ChatGPTを対話形式で文章を生成するなどの利用しかしていない人が大多数であろうが、実際にはかなり高度な使い方をすることが出来る事がうかがえる。ここの領域にできるだけ早く入り込み、先行する事ができるのが今後の競争での優劣を決めるではないかと思われる。指を加えて待っていては、その人は早晩AIに仕事を奪われる。其の点については議論の余地は無いだろう。

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2023年12月16日

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