【感想・ネタバレ】天使の眠りのレビュー

あらすじ

京都の医大に勤める秋沢宗一は、同僚の結婚披露宴で偶然、十三年前の恋人・亜木帆一二三に出会う。不思議なことに彼女は、未だ二十代の若さと美貌を持つ別人となっていた。昔の激しい恋情が甦った秋沢は、女の周辺を探るうち驚くべき事実を掴む。彼女を愛した男たちが、次々と謎の死を遂げていたのだ…。気鋭が放つ、サスペンス・ミステリー!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

うん、まずまずストーリーにのめり込めて且つトリックが分からなかったので先が気になり割と早いペースで読めた〜。
やっぱり入れ替わりトリックだったのか、、、でも中国人が入れ替えのためとはいえ看護師の仕事を数ヶ月でこなせるようになるものか?
そこだけちょっと都合良すぎ。

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2024年09月27日

Posted by ブクログ

してやられました。そんな結末は全然予想していませんでした。そんな驚きとともに、いろんな伏線が回収されて、気持ちいいくらいの裏切りでした。子を想う親の強さを感じました。

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2023年09月19日

Posted by ブクログ

さくっと読めて面白かった。札幌も出てくるしフランスも出てくるし、なんとなくうれしくなる。とてもシンプルな文章で軽快なのに、ときにはたと立ち止まるような深くささる言葉がある。「人を殺すのに正義感をふりかざすのはやめて。……単純にお金のために殺したと認める方がまだましよ」。

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2021年07月17日

Posted by ブクログ

内容(「BOOK」データベースより)
京都の医大に勤める秋沢宗一は、同僚の結婚披露宴で偶然、十三年前の恋人・亜木帆一二三に出会う。不思議なことに彼女は、未だ二十代の若さと美貌を持つ別人となっていた。昔の激しい恋情が甦った秋沢は、女の周辺を探るうち驚くべき事実を掴む。彼女を愛した男たちが、次々と謎の死を遂げていたのだ…。気鋭が放つ、サスペンス・ミステリー。

令和2年7月5日~7日

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2020年07月10日

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心理ミステリー
ストーリー的にはかなり無理があるようにも思えますが、心理描写と構成が面白く、サクサクと読めました。
結末はあれでよかったのか?意見が分かれるところでもあるかと思います。
個人的には面白い本でした。

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2019年07月23日

Posted by ブクログ

トリック自体はそうなるよなって展開。あえて本人視点では書かない、多くを語らない最後の表現はとても良かった。

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2018年01月23日

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13年前に少しの間同棲したが、急に消えてしまった彼女との再会。
ただ、奇妙なのは同一人物だと思えないこと。
彼女の隠された謎を知りたいがため、彼女に近付く。
そして13年の時を埋めようとするが、そこには様々な事実が潜んでいた。

2015.8.30

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2015年08月30日

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初めは読んでいてわけがわからないような感じに陥ったけど、その分、後半に感動や驚きや凝縮されている。誰かにとっての人生全てと思えるようなことでも、他の人からしたら歯車のほんの一部でしかない、そう考えるとちょっと怖くもなるような結末です。

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2013年02月11日

Posted by ブクログ

宗一の前に現れた一二三は一体何者なのか?
そこが気になって、一気読みでした。

ただ、どうも宗一の言動に乗り切れず・・・
一二三が現れてから後、それまで付き合っていた女性に対して
冷たすぎるでしょ!
そして一二三に惑わされすぎ。13年前なのに引きずりすぎ。
ストーカーすぎ(笑)
まぁ宗一が一二三の事を調べない事には話が進まないのですが。
それにしてもちょっと色々気になってしまいました(^_^;)

ストーリーは色々気になる謎があって、ぐいぐい読ませるのですが最後がちょっと「う~ん・・・」って感じでした。
結局そうなるの?って感じでしたね~。
ネタバレになるのであまり書けませんが、最後の向井さんの行動が納得できない!!じゃあこの後どうなるの??って思ってしまって。宗一は宗一で「お前はそれでいいのか?」って聞きたいですし。

なんか否定的な事ばかり書いてますが、一気読みしたんですよ!
好みのラストではなかったですが、真相を知った上で再読すると
また違った面白さを味わえます。
思わず軽く読み返しましたもの。

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2012年06月13日

Posted by ブクログ

おー。


期待せずに読んだせいなのか、満足の一冊!
すっかり主人公の男性の気持ちになって読み、
登場人物・江真に同情し、読み終わって、
一二三の気持ちにしっかりと同調できて感動できた。

よく出来ていると思う。
一人称で述べられている事実と三人称で語られる状況は、
読み直しても破綻していないし、江真に対する向井さんの態度も、
宗一に対する一二三の驚きや「本当に覚えていないの」という台詞も、
すべてがフェアだ。

ただ、最後の部分が若干納得行かない。
自身に保険金をかけ、それで5億になるのかな?とも思ったが、
自殺で保険金は下りないのでは。。
と、すればこの死の意味は?

なんとか自分を納得させた理由は、母親を正しく尊敬できる少女に、
江真を育てたかったから?
あるいは十年以上ひたすらに思っていた人に会ってしまったら、
もう、解放してあげたかったとでも思ったのだろうか?

その部分はちょっと、えーって感じだったけれど、
あまりにも読み直しての上手さに感心したので★4つ、つけておきます。

書評なんか見るとかなり評価は低いけれど、
あたしはこの構成力、かなり好き。

他の作品も読んでみよう。

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2012年05月01日

Posted by ブクログ

面白かった!
話しがどうなるのか気になってあっという間に読み終えた。

ハッピーエンドのお話しが好きだけど
終わりをなんとなくハッピーというか
臭いものにフタをしたという感じがもったいない

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2012年02月28日

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なかなかの仕掛けだった。
恋愛を何度繰り返しても本気になれない宗一。
それには若かりし日に3ヶ月だけ同棲をした恋人一二三の存在があった。
同僚の結婚式に出席した宗一は、13年前に突如として宗一の前から姿を消した一二三と再会することになる。
しかし彼女は13年の年月を感じぬほどに、いや…まったくの別人のように若々しく美しかった。
同姓同名?
そんな疑問は隣に寄り添う少女によって瞬時に払拭される。緑色の目の少女。それは間違いなく一二三の娘。緑色の瞳、そんな偶然があるはずもない。
整形?いや別人?では娘は?
興味深い始まりである。
有り得なさそうで、ありそうな…。

そうそう上手く行くことではないけれど、動機は身勝手としか言いようがないけれど、上手くことが進むからこそ面白い!ミステリーとして最後まで楽しめました。

人はいろんな事情で天使にも鬼にもなる。
誰かにとって天使であってもその同じ人が誰かにとっては鬼となることは間違いなくある。
知らぬが仏。
13年間忘れられずにいた恋人の真実を知ったときの宗一の混乱と虚無感を思うと切ない。

親心は痛いほど分かるけれど、それでも我が子が背負った運命を親であっても変えることはできない。それよりも、親子としてもっと当たり前の愛情をもって生きて欲しかった。
自分が我が子を愛するように、誰にだってその人を愛する人たちがいるという想像力を失ってはならない。

今年の8冊目

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2024年03月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2人の視点で進んでいくストーリーは飽きがこなくて、文章も読みやすい。だから逆に物足りなさは若干。
母親の最後は理解できない残念な結果に終わるが、最愛の娘を守るにはそうなるのかなぁ。

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2023年10月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

主人公・秋沢宗一、13年前に恋をしたあきほ一二三、アパートの隣に住む中国人の少女・レイカ、一二三の娘・江真。
4人の登場人物のそれぞれ行き交う本物の愛の形が切ない。けれど東野圭吾と比べてしまうと文章がだらだらしているように感じてしまってすこし飽きる部分がある。そのせいかこのような感動する話であるものの、読みながら泣くということはなかった。

結局江真は本当の母である向井さん(一二三)が死んでしまっても母だったということに気づかず、レイカを本当の母だと信じたまま話が終わってしまう。しかも致死性家族性不眠症の治療のために一二三とレイカは資金集めのための殺人をしていたのに、そこまでは描かれていないで想像に任される。
それでいて宗一は一二三に恋をしていたのに、最終的にはレイカと恋仲になる。そんなに丸くおさまるかな…。

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2021年08月23日

Posted by ブクログ

13年ぶりに出会った昔の恋人。
わずかな時間だったが共に暮らし、そして行方をくらました女性は、以前とはまったく違う印象を宗一に与えた。
本当に本人なのか?
疑問を抱きながら宗一は一二三について調べ始める。
本当に面白かった。
幾重にも入り組んだ人間関係、張られた伏線はどう回収されるのか。
江間が感じている母親への違和感。
母として慕う気持ちはあっても、無償の愛のような包み込まれる愛情はなかなか感じられない。
それにしても、どうしてあんなラストになったのだろう。
人生のすべてを賭けて成し遂げようとしていたものを、あんなにもあっさりと・・・そう感じてしまった・・・手放すことにしたのだろう。
結局、よく考えもせずに身勝手な思い込みで子どもを生み、一人よがりな使命感に突き動かされて行動していたにすぎない。
意地もあるんじゃない。
お金がないってことだって惨めよ。
人間は自分が惨めであればあるほど、別の形でプライドを取り戻そうとするものよ。
人として正しいプライドのあり方とはどんなものなのか?
そもそもプライドとは何なのか?
「誇り」と言いかえればわかりやすいのだろうか?
命は大切だ。
まして誰よりも大事な人の命は、出来ることならどんなことをしても守りたいと思うだろう。
けれど、それはあくまで常識の範囲でだ。
結果命が救われたとして、事実を知ったらどんなに衝撃を受けるか。考えなかったのだろうか?
生きていればいいというものではない。
当たり前の幸せを与えてあげることこそ、本当に大切なことだったように思う。
この物語は何を伝えたかったのだろう。
犯人にはいっさい共感できない。
協力者にも、すべての原因となった人物にも、共感ができない。
安易なラストにしてしまったために、意味のわからない物語になってしまった。

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2017年03月17日

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円山公園 枝垂桜 妖艶な美しさ 亜木帆一二三 秋沢宗一36 火種にいきなりガソリン 田中江真 イアン アイルランド人 危惧 自分とかけ離れた遺伝子を子孫に残したい 品種改良 本能 自分の欠点を補う遺伝子 レプリカ 目眩 共通の闇 怪訝な目 げせわ下世話な興味 札幌大学の理学部 チャップリンの『ライムライト』 「運命に飲み込まれるって、具体的にどういう意味ですか?」「自分の不運の原因を他のものに押しつけちゃうってことよ」 夫婦円満の秘訣 感情の全く籠らない棒読み 『ラマン』という題名のフランス映画 フランス領インドシナ 中国人の青年を侮辱し続ける少女やその家族 ラム肉のシチュー タイムとロリエとブイヨン ただの金蔓みたいに扱って 人間は自分が惨めであればあるほど、別の形でプライドを取り戻そうとするものよ それしか手持ちのカードがなかったのよ 色素欠損人間 異質 舌先三寸 強力なアイロン 身のほど知らず 福建省 溜飲を下げる 恰幅がよく 甥御さん 伏見にある個人病院にレントゲン技師として勤めていた 河原町かわらまち 事後報告 MRI 頸動脈を深々とバッサリ 卑猥さ 旬は過ぎている 罵倒 半分憂さ晴らし 記憶回路を刺激するなにか 苛立ちを露わに 母はTPOを弁えていない 悲壮感に満ちていた 頑なに 悲恋 生きている人間というのは新たな歴史を作る権利があるのよ 独占欲 ただ利用しただけ 確率の問題 経済的事情 アナフィラキシーショック チアノーゼ 示唆を感じて 哀れみとも嘲弄ともつかない感情 プリオンという人間の体内に元から存在する蛋白質 よりインパクトファクターの高い研究をやること 濡れ衣 天然石のように光る緑の瞳が悪魔の象徴のようにも思えた 常軌を逸していた 憤慨 一升瓶 一種の逃避 死を覚悟した人間の凄み 高嶺の花 ボージョレーヌーヴォー 滞在ビザ 185 石狩鍋 味噌にバター コク 牛乳 鮭と蒟蒻 道産子。やけに新鮮な響きだった。 江真は、自分のルーツがはっきりしたことに感動し、気分が晴れ晴れとした。 致死性家族性不眠症 滑稽 金と社会的地位 憤慨 懐疑的 一種の防衛本能がパターン化していてそこから抜け出せないでいた 快活 凄みのある光景 血中アルコール濃度と比例して、彼女の心のガードが緩んでいくようだ。 烏丸御池 烏丸通 夷川通 大文字山 銀閣寺道 足利義政が建立こんりゅうした山荘 後世 天涯孤独に近い 哲学の道 百万遍 タコス サルサメヒカーナ 大群生 流暢 描写 頭が良くて勇敢な人間は不純な動機を見抜き、惰性に自分の身を任せることがない。つまり自分に対する甘やかしの部分のない冷徹さだった。 殆ど崇拝に近い感情で、イアンを愛した。 彼のウィットに富んだ人生観を一日一度は聞きたかった。それを吸収することによって生きる元気が湧いてくるのだ。 フランスのモンペリエ 画期かっき的な 閃かせた 密航者 淋しくて堪らない小さな子供が彼の心の奥底に潜んでいて、それが、一二三と出会ったことで顕在化けんざいかし始めている 疑心暗鬼に陥った 畏怖 向井智恵子 言い募った 幼児の性的虐待のシーン 驚愕に目を見開いた 蛇頭 双方の思いのギャップに愕然とした 火種 複雑骨折 母が華僑の人間なんだ 違う文化を背負った人間特有の香り 邂逅 仮借なく抉る パラレルな構成を成す 三人称多視点で綴られたものが多い 人間の記憶と密接に関係している 現実から半歩だけ異界に踏み出したかのような幻想的、神秘的な気配を添え、作風のひとつの魅力となっている。 無償の愛 深い陰影を帯びて再浮上してくる 上梓 心理描写の達人にしてトリックメーカー

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2016年04月14日

Posted by ブクログ

どういう展開になっていくのか最初は全然わかりませんでした。最後の展開は衝撃的でしたが、宗一やエマの話をじっくり書いた分最後の展開ももっとじっくり書いて欲しかった…。一二三のエマやイアンを愛する気持ちは最後結構伝わってきたけど、なぜ一二三は最後こういう選択になるんだ?宗一達はどう思ったんだ?など最後は腑に落ちない想いです…。

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2014年12月28日

Posted by ブクログ

主人公秋沢宗一の前に現れた亜木帆一二三。13年前突如消えた彼女は当時の彼女とは顔が違っていた。再開した日から彼女のことが頭から離れなくなった宗一は彼女のことを調査しだした。

前半、以前の一二三と変わっており、しかも彼女が結婚した男たちは殺されていたところは非常に面白く読んでいたのだが、最後の流れがあまりにあっさりしすぎていてそこまで引っ張っていったものが流れてしまったのが残念。真相は驚愕というほどではないがなるほどと納得できただけに最後をもう少し書き込んで欲しかった

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2014年11月19日

Posted by ブクログ

3 

書き出しから三人称と一人称が混在する地の文でいきなりうんざりさせられる。仕掛けも話の中程で薄々感づいてしまうようなもので特に驚きもない。ただ、その途中で感づいた通りだとしたらかなり強引だなあと思って読み進め、結果その通りだったので逆に感心した。想像を下回られるより余程良い。仕掛けのための物語としてはまずまずか。

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2014年07月12日

Posted by ブクログ

最後の章で一気に謎が解けだすが・・「えぇっ!!」てなぐらい驚いた。
一二三の最後には納得が出来なかったけれど
読んでいるときは先が気になって一気読み。

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2014年03月04日

Posted by ブクログ

 医大に勤める秋沢宗一は、自分が指導していた同僚の結婚式で、来賓テーブルにかつて数か月だが同棲していたことがある”亜木帆一二三”というプレートがあるのを見つける。あんなに珍しい名前がふたつとあるはずがない。しかしそのテーブルに着いた女性は、宗一の記憶の中にある一二三とは似ても似つかなかった。しかし隣に一緒にいるのは一二三の娘である田中江真に違いない。そして近づいていった宗一に気づいた一二三は驚きの表情と共に、かつてのように「しゅうさん・・・」と確かに呼んだのである。

 物語としてはうまくできていると思う。気づきそうでなぜ気づかなかったのかという部分では、沼田まほかるの「ユリゴコロ」と同じような感想を抱いた。しかし、リアルにこの入れ替わりが可能かと言われると、まず無理だろう。指示するだけでなりきれるなら、看護学校はいらない。そして、なぜ最後に選ぶのが自殺という選択肢でそのタイミングなのかが心理的に理解できない。そこまでやったのならできる限り寄付して、自分に保険金もかけて・・・ぐらいやりそうなのに。

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2014年02月16日

Posted by ブクログ

あまりのめりこめない単調で退屈なストーリーだったが、トリックはよくできていると思う。なるほど!と思ったとたんに理解不能なエンディングを迎え、またガックリ。話の重要なファクターである親子の愛情がよく伝わってこないため、どうも上滑りの感がある作品だった。

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2013年08月01日

Posted by ブクログ

登場人物達にしては衝撃の事実かもしれないけれど。。。
読んでる方にしたらそんなに衝撃的でもないと思う。

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2013年04月02日

Posted by ブクログ

後半の真実が語られてからのそれぞれの言葉の意味するものが変わっているのがとても興味深い。
母性愛。

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2012年07月31日

Posted by ブクログ

すべてを捨てて生きていく。
仕事、住まい、恋人に別れを告げて
誰も知らない土地で暮らす母。

忽然と恋人に姿を消された過去を背負い
色恋に向き合えず、適当に過す男。

時を越えて13年後に再会する二人。
それから、絡まりが徐々にほつれていく。

サスペンスであり、親子愛があり
恋愛がありの一冊・・・

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2012年03月18日

Posted by ブクログ

岸田さんの作品は初めて読むけれど、それほどいい印象はなかった。
ストーリーはある程度面白いんだけど、それでいいのかって終わってしまう内容だった。
心情的にこの結末でいいのか?
一二三はおいて、幸せになっていいの?
病気はどうなったの?
って、いろいろと疑問がうかんでくる。

2回目読むことはないかな

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2012年01月11日

Posted by ブクログ

トリックというかタネは好きだったけに、最後の最後がどうも気に食わない。

画竜点睛を欠く、とはこの話のことか。

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2011年12月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

しまった・・・文庫だった・・

医学部大学院に勤務する秋沢は13年前に激しく愛しあった女性を偶然みかける。やがて驚くべき事実を掴む。彼女を愛した男たちが次々と謎の死を遂げていた。
この話は 読めば読むほど 納得する話だった。
もつれた糸がほぐれていくような そんな一冊。
・・・人の気持ちは 本人しか真実は判らない
どんでん返し・・・というよりは やっぱりな気持ちのほうが
強かった

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2011年10月23日

Posted by ブクログ

話としては面白かったので、どんどん読み進められたけど、ミステリーとしては・・・?そして”号泣・泣ける”と謳う意味が少しわからない。

ハッピーエンド風に終わっていたけど、これって娘にとってハッピーエンドかな?ってちょっと謎でした。

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2011年10月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

予想外のめまぐるしい種明かしが最後に待っていた。

亜木帆一二三の人生は、とても悲しいけど、幸せなものだったと思う。

致死性家族性不眠症が本当にあるのか、調べてみたい。
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今日との医大に勤める秋沢宗一は、同僚の結婚披露宴で偶然、十三年前の恋人・亜木帆一二三に出会う。不思議なことに彼女は、いまだ二十代の若さと美貌を持つ別人となっていた。昔の激しい恋情が甦った秋沢は、女の周辺を探るうち驚くべき事実を掴む。彼女を愛した男たちが、次々と謎の死を遂げていたのだ。気鋭が放つ、サスペンス・ミステリー!

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2015年06月01日

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