あらすじ
貧しいながらも領民たちと協力し合って生きる伯爵令嬢・エマ。資金援助を約束してくれた婚約者・エリックとも上手くやれている…はずだった。しかし、パーティーで美しい侯爵令嬢と仲睦まじい様子のエリックを見かけてしまい…婚約破棄を突き付けられる!役立たずでごめんなさい―。絶望から生きることを諦めたエマを助けたのは、角の生えた魔王・ルーカスだった…!?「捨てるくらいならその命、俺と魔族国のために使ってほしい」荒廃した魔族国・エファレントを救うには、魔王の子を産むしかない!?エマは恩を返すため、領民と共に培った”生きる知恵”で、魔族国を復興させます…!心優しい孤高の魔王様との、愛と救国の雑草魂ラブストーリー開幕!
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匿名
魔王様
頑張ってたのに一方的に婚約破棄してきた奴なんてサッサと忘れちゃえ!魔王様に助けてもらえて良かったです。元婚約者よりイケメンだし。
うーん
王道の婚約破棄から始まるストーリーです。始めは健気な明るく可愛らしい主人公な印象ですが婚約破棄の場面は若干おバカに思える言動…。なんだかしっくりない…。
ヴィエット伯爵家の令嬢エマ
貧乏なヴィエット伯爵家の令嬢エマは隣のカッセル伯爵家の次男エリックと結婚して資金援助を得るはずでした。しかしエリック主催のパーティーで彼女はエリックから婚約破棄を告げられました。絶望のあまり外に出た彼女が偶然寄りかかった手すりが傷んでいて落ちそうになりました。ダメかと思った瞬間、見知らぬ男性に助けられました。この男性は魔族国エファレントの魔王ルーカスと名乗り、いきなり彼女に番になって欲しいと言いました。よくある婚約破棄のシーンから後半は突然魔族からの求婚です。私はすぐにはこの展開が理解できませんでしたが、彼女にはもっと理解できないでしょうね。
主人公の婚約に領民の未来までもがかかっていて期待を背負っている。エマがひたすらいい子だし状況も細やかに描かれるので好感もって読みました。1巻はよくある始まり方なので今後に期待。