【感想・ネタバレ】鏡の国のレビュー

あらすじ

反転、反転、また反転――! 本気の「仕掛け」を堪能せよ! 『珈琲店タレーランの事件簿』の著者がおくる、2023年大本命ミステリー。 ●STORY 大御所ミステリー作家・室見響子の遺稿が見つかった。それは彼女が小説家になる前に書いた『鏡の国』という私小説を、死の直前に手直ししたものだった。「室見響子、最後の本」として出版の準備が進んでいたところ、担当編集者が著作権継承者である響子の姪を訪ね、突然こう告げる。「『鏡の国』には、削除されたエピソードがあると思います」――。削除されたパートは実在するのか、だとしたらなぜ響子はそのシーンを「削除」したのか、そもそも彼女は何のためにこの原稿を書いたのか……その答えが明かされた時、驚愕の真実が浮かび上がる。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

顔にまつわる認識障害を持った3人の若者と、主人公の同僚の男性。不可思議な縁で集まった4人が、主人公たちの幼い頃に起きた放火事件を追っていくうちに、事態が予想しない方向に突き進んでいくミステリ。それを亡き高名なミステリ作家の遺作として読んでいき、さらにその中に秘められた謎にも挑んでいくという、二重構造の作品。やや長い部分もあったものの、全体的には読みやすくて良かった。あれだけの内容を綺麗にまとめられたのは凄いと思った。

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2025年06月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

なん、、、ええ、、、これ、、、えぐいて。

ミストリーの構造は最高だし、人間的な、人情的な部分、友情とか、そういう人同士のストーリーもすごく深いし、身体醜形障害とか、相貌失認症とか、そういった現代で蔓延してる、問題がネックになってるところもすごく、よかった、深みが出てて。
んでこれが、ストーリーなんじゃなくて、物語の中心ってとこも、すごく、すごい。
まじでなんだこれ。
タイトルに「鏡の国」ってつけるため、っていうのにすごく共感。
削除されたエピソード良すぎる。どうするんだろう。

作中で、響が、自分の病気とか、犯人のこととか、社会のせいてきな感じで思っちゃってるのはちょっとだけ、違うよーって言いたかった。でもそれが、削除されたエピソードで書かれてる感があるから、よかった、かな。
えええ、これ、すごい、、、やばい、買いたくなる。。。

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2025年05月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

積読状態だったけど、やっと読めました。
身体醜形障害等の精神疾患の事が描かれてるので、しんどい部分も多かったんですが、読み始めると止められず。
多分この人が犯人で、入れ替わってるんだろうなーと予想は出来たんですが、ここまで性格がねじ曲がってたのか、とガッカリ...
でも、最後はハッピーエンドで安心しました。
面白かったです。

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2026年01月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

長いけど続きが気になり、一気に読めます。
主人公が思ってた人と変わることで、まずどんでん返し。
最後のエピソードで物語のラストが180度変わるどんでん返し。
すごい


あらすじ
鏡の国は、大御所ミステリー作家・室見響子の死後に見つかった未発表の遺稿『鏡の国』を巡る、反転・反転を繰り返す構造の2023年の本格ミステリーです。ルッキズムに苛まれる4人の男女を描いた作中作と、その隠されたエピソードを探る現代の謎が重なり、驚愕の真実が明かされます。

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2026年01月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

おもしろかった。途中で退屈することなく読み切った。身体醜形障害や相貌失認について深く知れたし、自分が知らない病気で苦しんでいる人たちもいて、その人たちの気持ちや生活を想像して寄り添わなければならないと知った。ねをはすでこの本を手にとってよかったと思った。まず、郷音のわがままさや、自分勝手さ、自分のことしか考えてないところがとても気になった。そういう性格として描かれてるけど、響がなぜそこまで郷音にかまうのか、共感できなかった。(もちろん過去に自分がしたことの負い目もあるだろうが。)ていうかまず、響はキャンドルを持って行っただけで、それに火をつけたのは郷音だし、鏡を取りに戻ったのも郷音だから響は全く悪くないやん、と思った。郷音も響が私の夢を奪ったとか言ってるけど、他責思考がすぎる気がした。作中作が終わった時に残った疑問、伏線が全て回収されて気持ちが良かった。逆に言えば、郷音が顔の近くに火が来るのが苦手なのにタバコを吸っていたという疑問がそのままにされていたことから、削除されたエピソードは郷音のレーザー治療に関することなんやろなと思っていたのが的中して嬉しかった。また、郷音がお姉ちゃんにitoで高い点数をつけていたことなど、最後まで疑問が回収されていてよかった。郷音の人格について(お姉ちゃんと本当は親しくしたかった)などは、納得できないこともあったが、伏線もうまく回収されており、よくまとまっていて読みやすく、ボリューミーながら無駄な部分がない面白い作品になっていた。作中作を全て読み終わった後の、勅使河原さんの解説シーンは読んでいて
精神科の先生の、「いつかは失われるもの、いつかは失われるとわかっているものに、決して自分のいちばんの価値を置いてはいけないのです」と言う言葉はその通りだと思った。

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2025年12月02日

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ネタバレ

"表紙も伏線"そう読んでいたから、久我原の正体や響の正体など何となく予想できてしまった。
なので、あまり驚かなかったが、読み応えはあって面白かった。

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2025年07月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトルに惹かれて読んでみたが、めちゃくちゃ面白かった。

現代社会への問題提起しつつの、まさかのどんでん返し。
タイトルに4つの意味が込められているとは……
作者天才すぎる。もっと人気になってもいいと思う。

世界でいちばん透き通った物語2、迷路館の殺人などを思い出した。

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2025年06月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今っぽいミステリの結末だなとは思いました けど幸秀が醜形恐怖症で〜っての、なかなか女みたいで笑っちゃった そういう男性が一定数いることはもちろん理解しているけど男性の容姿が著しく劣ってる日本という国でそこまで思えることは素晴らしいね…実際ホストとかやらないと男でそんなふうにはならない気がしますけどね

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2025年11月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2025.9 クセがあるけれど、それなりに青春群像で、楽しんで読むことができました。ただこれだけ精神の同じような病を抱えている人が重なっているのはいくら小説と言えどもやりすぎかな。

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2025年09月24日

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