【感想・ネタバレ】緊立ち 警視庁捜査共助課のレビュー

あらすじ

名手による本格警察小説が誕生

指名手配犯がいる!という「緊立ち」が入った。そのとき刑事は!

「カメラアイ」を武器に群衆の中から手配犯を捜す警視庁刑事と、広域捜査を担当する刑事。ビル爆発事件で怪我を負いながら、離婚、介護という人生の壁を乗り越える女性刑事二人の物語。
ある時、強盗および殺人の手配犯がここにいる!という緊急立ち回り情報(緊立ち)が入った――。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

警視庁刑事部捜査共助課の女性刑事二人が主人公の物語。

主人公はそれぞれ見当たり捜査班と広域捜査共助係で、役目もプライベート環境も異なり事件も含めてのそれぞれのエピソードが面白い。
女刑事・音道貴子シリーズのように事件中心のハードボイルドミステリーではなく、むしろ主人公たちの心情風景が中心という感じでした。
最後の事件エピソードは共助課全員での大捜査となる展開ですが、見当たり班の主人公のメモリーアスリートの能力がすごすぎて、事件そのものはあっさり解決という感じでした。
続編があるとするとAI捜査の普及でメモリーアスリートの存在意義を問うような話になるかな?

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2025年08月13日

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