【感想・ネタバレ】がんばりすぎない!発達障害の子ども支援のレビュー

あらすじ

「じっとしていられなくて、大声を出したり、走り回ったりする」「いつもひとりぼっちでいる」「整理整頓が苦手」「文字の読み書き、計算が苦手」……。こうした特性をもつ発達障害の子どもに、周りの大人たちはどのように関わり、支援していけばいいのだろうか。

本書は、発達障害の特性や基本的な知識を押さえたうえで、保護者や教員などの周囲の大人が悩みがちなポイントや子ども自身の困りごと、安心できる環境づくりのヒントを、Q&Aも織り交ぜながらわかりやすく解説する。発達支援教室の代表として発達障害の子どもに長年接してきた著者の実体験から、うまくいったケースやつまずいたケースを多数紹介し、保護者や教員が抱く疑問に答えていく。

発達障害のネガティブな面ではなくいい面を見る習慣を身につけ、「ユーモア」と「ゆるさ」をもって子育てをしていくための知見を提供する、実践に役立つガイドブック。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

発達障害の子どもの支援について、初学者にも分かりやすく書かれた一冊。子どもによって対応が異なることを前提としつつ、具体的で実践的な方針が示されている点も良かった。

基本となるのは「焦らず、長い目で見る」という視点。注意されても理解が難しいケースは多く、ともすれば本人にとって単なるストレスになってしまう。とはいえ、やってはいけないことに対しては、感情を抑えて淡々と。その理由や、次にどう動けば良いのかを小まめに伝えていくことが大切。

また、特性をただ受け入れるだけでなく「本人が何に困っているか」を汲み取る姿勢も欠かせない。どうすれば自走できる部分が増えていくのか。その子をよく観察し、環境や接し方を柔軟に調整していくことが大事。

周囲が気づかないうちに、本人が生活の中でストレスを溜めている場面も多い。リラックスできる時間を意識的に作ることも、支援の大きな役割だろう。

本書に書かれているポイントは、決して特別なことではなく、どの子どもと接するうえでも共通する大切な知恵ばかりだと思う。

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2026年02月04日

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