【感想・ネタバレ】サドンデスのレビュー

あらすじ

立て続けに起きた無差別殺人が裏で富裕層が教唆するゲームならば?
格差と貧困、SNSでの誹謗中傷、スマホ依存……。
『震える牛』『血の轍』『ガラパゴス』の著者が現代の歪みを露わにする社会派警察ミステリ


21歳の理子は金銭面で厳しい生活を送ってきたが、ある女性と出会い、人生が好転する。彼女に誘われてラウンジで働き、高い評価を受け、新規の店を任されることになった。充実した暮らしぶりをSNSにアップロードする一方で、その飛躍を妬む者も増えていく。百貨店で閑職に追いやられ、しまいには墓穴を掘ってクビになった小島もその一人だ。そんななか、世間では無差別殺人事件が立て続けに起きる。模倣犯なのか。警視庁サイバー犯罪対策課の長峰はインターネット上で一連の事件の奇妙な共通点に気づく。折しも、小島の理子への嫉妬心はやがて殺意に変わっていって――。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ネットを駆使して殺人教唆、外国人の投資家、日本の貪欲な大企業のトップや経営者たちによる危険なゲーム。狩るもの、狩られるもの、そして守る警察。本当にありそうで怖い。

0
2024年03月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

作り物のお話として面白かった。
映像化して欲しい。
お金も権力もある悪人は最悪ですね。自分とお仲間以外はどうでもいいって。

何個もある「理子ちゃん、スマホで写真とり、SNSにあげ」って件がめっちゃキモかった。
いつも思うけど、悪い事した人はもれなく逮捕されて欲しい。警察、検察もか、もっと頑張って。

0
2024年01月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

貧困の負のスパイラルに付け込んだ事件の物語。

社会派の相場さんにしては最近、切れやスケールが悪くなってきていると思います。
本作は、サイバー刑事の長峰の第二弾とでも言ってよいかもしれませんが、事件自体が陰謀論のような妄想的で、さらに犯人と対決直前のハラハラドキドキも取ってつけたような感じで、ちょっと残念です。
企業犯罪ネタで田川刑事シリーズの新作を希望します。

0
2023年10月03日

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