あらすじ
期待されながら伸び悩む若手刑事たちの元に、警視庁本部から送りこまれる謎の男、向井光太郎。捜査上の失態を悔やみ、男社会での自身の立場についても苦悩する女性刑事。取り調べ係を目指しながら、容疑者である有名俳優相手に苦戦する刑事、尾行が苦手な刑事。彼らそれぞれに的確なアドバイスを与えるその男は、警務部人事二課所属だった。経験を積み、本部の捜査一課所属となり出会った三人は、向井との関わりを語り合い、彼の知られざる過去を探り始める。彼の過去と三人が担当する女子大生殺害事件が交錯し、見えてきた思いも寄らぬ事実とは?/解説=古山裕樹
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Posted by ブクログ
自分はとてもよかった!
ラスト1行の「お帰りなさい コーチ」素敵な終わり方で読み応えあったなぁ
1部と2部に分かれており、
見込みはあるが躓いている3人の刑事を人事部から派遣されてきた向井がコーチしていく話、
「見えない天井」では
女性管理職として、現場での失態、部下をつかって捜査することに行き詰まりをか抱える益山瞳
「取調室」では
取り調べのスペシャリストを目指しているものの、なかなか取り調べの実績をあげられず苦戦する所貴之
「尾行」では
尾行が苦手で体が大きいことにデメリットを感じ悩む西条
向井はその3人に助言、影でのフォロー、時には自らが動き背中で教えいき、成長を促していく
第2部では向井にコーチされた3人が成長し、本庁の同じ課に。
ある事件をきっかけに、向井がなぜ人事課にいて、コーチをしているのかが明かされつつ、この事件を解決することで向井に恩返しをしようと奮闘するお話
日曜劇場のドラマを見てるようだった
お勧めの作品に1つになりました。