あらすじ
人件費削減、人員削減などによって過熱する「業務効率化」のニーズは絶えません。しかし世の中にはDXを推める以前の「ムダ作業」が蔓延っているのです!
これらの無駄作業は、DXなどしなくても、「Excel」「スプレッドシート」「ドキュメント」「Slack」といった一般的なツールを使いこなせれば、簡単に解決できます。いやそもそも、その作業必要ありますか? 本書は、企業の業務改善を推進する著者がデジタル化やDXの前に、個人・チームレベルで始められる「ムダ作業の解決策」を図解形式で紹介します。「デジタルスキルを高めようとは思わないけど、作業は効率化させたい」という潜在需要に応えられる、間口の広い書籍を目指しています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
上司におすすめしたい1冊 笑
イラストとかタイトルも面白くて
本当にバカに思えてくるけど
あるある、とも思う。
マウスを使わない方法は
何度見ても覚えられなくて
ムダ作業から抜け出せてない
Posted by ブクログ
少しでも早く家に帰りたいと常に思っている私。
そのヒントを探すためこの本を読みました。
だいたいのことは、やってるなぁっておもいながらも、やはり100個あげられているとこれできるかもと思えるものがチラホラありました。
今日から実際にやってみます。
文章を短くまとめていますが、少し意味がわかりにくいところもあったので☆4にしました。
Posted by ブクログ
サラッと読めるし、クスッと笑ってしまうものもあり、今の組織を見直すきっかけがある。
色々な無駄があり、その対応として様々なテクストに取り組んでいるが、まだまだ知らない事もあった。
報告の手段や内容においては、97.98が勉強になった。YWTはやってみようと思う。
Posted by ブクログ
会社にはたくさんの無駄で溢れている。
私と私の会社にも、100個の無駄作業のうちいくつかやっていた。次やってみようと思ったアクション
・フォルダの中のファイルを必要最低限残して削除し、4階層までに整理する。
・辞書機能で自分のメールアドレスを登録する。
・メールは空けたら二度と触らなくていいようにアクションを起こす。
Posted by ブクログ
以下の改善フレームワークが役立った。
業務棚卸表
階層別のナンバリングの振り方
事前に準備する議事録
・本日のゴール
・議題
・決定事項・未決定事項
・次回までのアクション(what,who,when)
イベントやプロジェクトの振り返りは
KEEP→problem→TRY
進行中のプロジェクトは
yatta koto
wakatta koto
tuginiyaru koto
Posted by ブクログ
・オープンクエスチョン(進め方のご意見頂けますでしょうか)➕自分の考え(A案で進めるのがいいと思う)=クローズドクエスチョン(A案で進めたいと考えておりますが、よろしいでしょうか?)
クローズドクエスチョン(限られた範囲の中から回答を選択する質問)
多様性、ダイバーシティに気付き、こうあるべきから解放すべき。
これからは新しいアイディアを生み出すのが大事なのかなと。ひと昔のいいものを早くたくさん量産する時代の終身雇用は通用しないんだろうな。とも思った。
Posted by ブクログ
提案されている解決策は表面的な印象を受けるも、承認スタンプラリーや大量の会議といった日本企業特有の問題点は一通り網羅されている。ITツールの具体的な活用事例もあり、ツールへの置き換えを試してみる導入には良いかも。
こういった問題点は、なぜ何年も解決されないのか?属人化の章で指摘されているように、「今の業務が改善されると自分の仕事や存在意義が無くなって困る人が一定数いる」のが主因ではないかと思える。加え、日本では正社員を簡単には解雇できないため、自身の仕事が非生産的というだけでは就労が脅かされることも無い。良く言えば安定、悪く言えば野心に欠ける、といった所か。
経験的に、会社に根付いたムダを取り除くのは非常に困難である。そのムダに対して、大小様々な権力や見栄、利害、文化が複雑に絡んでいるからだ。会社のムダを無くすよりも、ムダが少ない他社に転職するのが手っ取り早いことも少なくない。あとは本人次第である。
Posted by ブクログ
イラストはわかりやすいが、読んで何か変わるかというととても微妙。具体的にこうすればいいと書いてあることも、じゃあどのようにアクションするかというと一般的なことに収まってしまう。『あーこれあるある』と納得するために読むなら面白いかも。
Posted by ブクログ
ムダ作業ひとつひとつの問題提起が、身近で説得力もあって良かった。100個まとめただけあって網羅的でもあった。
またInput-Process-OutputとかECRSとか品質管理の世界で馴染みある手法が会議やSlackなどのコミュニケーション周りに適用されてたのが、(特にコミュ障の自分には)新鮮で秀逸だと感じた。問題提起の的確さ・網羅性のみならず、解決策の組合せの妙がある。
一方、解決策は個々のムダ作業の末尾にサラッと書いてある構成で、また出てくる手法も重複している。読中、最後に解決策のまとめが出てくるのかなあと期待したが、そのまま終わった…。解決策もまとめてもらえたら最高だったかなと思った。
(しかし本書の肝が問題と解決の組合せの妙であるとしたら、問題から切り離された解決策のまとめは無意味ということかもしれない)