あらすじ
社員は会社に労働を提供し、会社は見返りとして給与を支払う。年に2回ボーナス、定年まで働き、退職金をもらって幸せな余生……それが当たり前だった日本人の労働環境は大きく変わり、社員と会社の間でトラブルが起きることも多くなった。経営者も、サラリーマンも、不安な時代に泣き寝入りしないために、最低限知っておきたい労働法のポイントを解説。給与、ボーナス、休暇、退職、解雇etc.について、知って役立つ情報満載。【光文社新書】
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Posted by ブクログ
労働法について初心者にも分かりやすく説明してくれています。
レベルとしては社労士試験の基礎レベルだと思って差し支えないと思います。
数ある労働法の本との違いは、労働者の実感に近いエピソードが含まれているところです。
休憩というのは労働時間の途中に与えなければいけないのですが、
大学時代のバイトで休憩をバイトが始まると同時に取らされていたというものです。
少しでも労働法の知識があれば間違いだと気づく勘違いですね。
でもこんな間違いって世の中では結構あるのではないでしょうか。
労働者の目線を意識したレベルで書かれているため、
とても分かりやすい本だと思います。