あらすじ
「遠慮」とは、相手を思い、こころを積極的に先へ先へ(遠くへ遠くへ)と動かすこと――作法の基本全てに流れているこの「遠慮」のこころを、訪問、食事、冠婚葬祭、服装、ふるまいなど、日常の作法に触れることで学んでみよう。七百年前の室町時代に確立した小笠原流礼法から、「一日一善」ならぬ「一日一作法」で、毎日一つずつ作法を身につけると、その真の意味や、日本人のあるべき精神がわかってくる。【光文社新書】
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Posted by ブクログ
会社ではマナーについて注意されることがほとんどないので、折に触れてマナーについて自省する機会を持たねば、と思って買った本。
過去の振る舞いについて恥をかいていたことを知り悶絶すること多々。
(同時に、周囲の人もみんな分かっていないから注意されないのだな、と思うことも少なからず)
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小笠原礼法と聞くと難しいイメージだったが、この本を読むと、至って当たり前のことばかりだと知る。
そして、その当たり前のことを理解し継続することがまた難しいということを再認識。
当たり前のことを、きちんとやる。つまりAKYだ。
Posted by ブクログ
予備知識もなく、読み進んだ後、著書は一体どんな人?とググったら、想像とぜんぜん違ってました。本を読んでいる最中は、きっとおばあちゃんくらいの年代で「この頃の若い者は・・・」と思いながら執筆されているんだろうなーと。その実、自分も本書にあげられている、いわゆる行儀作法はまったくもってダメというか無頓着な部類に入っちゃいます。(スミマセン)
本書一冊で、上座・下座の話から、礼の角度、箸の持ち方、冠婚葬祭に向けての心構えなどハウツがいっぱい。手元に一冊おいておくと、無礼なく過ごすことができます。(あ、手元においておくだけでは、だめでした。きちんとした理解と心構えが必要です・・・。)
若い人も心構えとして必要かもしれませんが、若い人・子供の手本になる私たちこそが身につけるべき一冊なのですね。(と、第三者でごめんなさい)
Posted by ブクログ
日本人として大切にしたいことがマニュアルのように書いてあります。でもただのマニュアルではなく、なぜそうしなければならないかという本質の部分が書かれていることですごく納得感を得ることができました。今日から日々の行動の中で意識していきたいと思いました。
Posted by ブクログ
見た目を磨くには「こころを磨く」
そのこころは礼儀作法に表われる
また礼儀作法には相手を大切に思うこころが存在しており、
それは表情であったり、素直なこころの持ち方が普段の作法に表われてくる。
立ち振る舞いや心構えなど普段は気にしていないことを意識させられる。