【感想・ネタバレ】いつも二人でのレビュー

あらすじ

お前、まだ芸人続ける気か?

崖っぷちの中堅漫才師リンゴサーカスのボケ担当、加瀬凛太は、冬の寒空の下、絶望していた。年末の漫才日本一を決めるKOM(キングオブ漫才の略)敗者復活戦で敗れ、決勝進出の一縷の望みを絶たれてしまったのだ。おまけに相方は、今年ダメなら実家の生業を継ぐと公言していたため、コンビも解散となった。
なんとかして漫才を続けたかった凛太は、先輩KOM王者から驚くべきアドバイスを耳にする。それは、死神の異名を取る謎の構成作家ラリーにコーチに付いてもらえ、というものだった。同じ頃、もうひと組の漫才師にも同じミッションが下っていた。

※この作品は単行本版『ワラグル』として配信されていた作品を改題した文庫本版です。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

Mー1直前、読むにはドンピシャのタイミングかな、と。以下ネタバレ。










大学生ラブラブパートはちょっと読んでられない。まぁオッさんがそう言うの苦手ってだけかも知れんけど。最後マネージャーと付き合っちゃうのも「そう言うのもうええねん」感ありすぎ。

それはそれとして、漫才修行パートはオモロい。正直胸熱くなるところもあり。まぁ文章も展開もベタオブベタやし、ご都合主義展開満載やけども、それとしても。
で、どこまでモデルとして捉えるべきか微妙やけど、コウテイ、からし蓮根、ネイビーズアフロあたり単行本が2年前としてもエラい立ち位置変わってもうたな…ってところ。
あと、タイトルは単行本の「ワラグル」で良かったような。「いつも二人で」って恋愛小説みたいでちょっと恥ずかしかったり。

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2023年12月09日

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