あらすじ
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しんどさを手放し、もっとラクに生きるために
中学生・高校生から大人まで知っておきたい
自分でできる心のケア
■しんどいな…と感じたら
「学校に行きたくない」
「自分の居場所がないと感じる」
「なんとなく心がモヤモヤしている」
思春期に「しんどい」と感じるのは、誰にでも起こり得ることです。
この本では、その「しんどさ」の理由を知り、少しでもラクに生きるために、
自分でできる心のケアを解説しました。
■しんどさを手放し、ラクに生きるためのスキルを紹介!
人は、生きている限りストレスとは無縁ではいられません。
ストレスを感じたときに、体や心のしんどい状態を少しでもやわらげるスキルを紹介。
・自分を苦しめる「できごと」を、「見える化」し、観察するモニタリング
・観察したものを眺め、味わい、手放すマインドフルネス
・心が危機に陥った時のために作っておきたい「心のお助けノート」
など、手軽にできるセルフケアがたくさんあります。
そして、自分自身ではどうしようもない時の「SOSを出すスキル」も紹介しました。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
出会えてよかった 一冊。
周りと自分を比べては落ち込むことが多かったけれど、一見幸せそうな人でも裏ではいろんな悩みや 葛藤があるのだと気づかされた。
自分は周りからどう見られているのかを気にしているのはみんな同じ。
学校や親、人間関係がしんどいと感じても、うまくやっていけない自分を責める必要ない。
成長過程の1つなんだと前向きに捉えていこう。
疲れている人を見て、「弱気なこと言ってんじゃないよ!」と頭ごなしにはとても言えない。
「無理しないで休んだ方がいいよ」とか、相手をできるだけゆっくりさせる言葉をかけてあげるのが常だろう。
なのに、自分に対してはきつく言ってしまっていることがある。
「こんなんで弱っているようじゃだめだ」 「ぬるま湯につかってると思われる」と、周りには言えない言葉を自分に投げかける。
我慢を重ねるといづれ悪影響が出てるくので、できるだけ自分を労うことも忘れずに。
Posted by ブクログ
10代に限らず参考になる1冊。
私が10代の時にもあったら良かったのになぁ。
10代を見守り 支えている方々にも読んでもらえたらなと思います。
うたえながさん、ありがとうございました。
Posted by ブクログ
自分も子ども時代は辛かったという精神科医の著者の真摯な姿勢が感じられる本。PCOP (ピーコップ)という方法はすぐ役に立ちそう。セックスや性的同意についてもしっかり書いてある。中学生〜大人にもおすすめ。
Posted by ブクログ
最近、こういうメンタル本多い。
これは中高生向け。 だけど大人とくに社会生活を諦めかけている人が読んでも役立つ部分はある。
漫画がなかなか秀逸なので星5にした。
Posted by ブクログ
子ども向けに書かれた本は、たいてい大人にとって有用だ、という実例のような本。誰がの都合によって作られた「見せかけの当たり前」に惑わされず、自分自身を守るための知識やテクニック、考え方が満載で、すばらしい。問題を書き出して外在化する、いざという時に見直すお助けノートの作成はやってみようと思います。
Posted by ブクログ
私、結構メンタル弱い方なんですよね。実は。最近はまあ、大丈夫なんですけど、一ヶ月前ぐらいに人間関係嫌すぎて部活辞めた時はまじで病んでましたね(笑)
この本を読んで、思ったのが短い人生なのに嫌な人間関係に付き合うのは時間の無駄だということ。好きな人とだけ関わればいいな。メンタルちょっと強くなったかも。
Posted by ブクログ
大人になると、ある程度逃げたり居場所を変えたりできるけど、こどもはそうはいかない。
大人になって本当によかった、あの子供時代をサバイブできてよかった、と思う。もう戻りたくない。
子供の時にこういう本に出会えたらよかったのかもしれない。
Posted by ブクログ
中高生向けのしんどい時の対処の仕方。
筆者の精神科医の増田史さん自体が学校嫌いだったり、社会人で適応障害だったりする経験があることからも、悩んでいる側の目線でのアドバイスになっていると思う。
つらい時に考え方がせまくならないように
比較的元気なうちに書き出し、手元にもっておく
PCOP(ピーコップ)「心のお助けノート」
が有効なのでは、と思った。
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●PCOP(ピーコップ)「心のお助けノート」
ステップ
1 道具を用意
ノートとペン
2 5つの項目を書く
①警告サイン
心に現れるサイン
体に現れるサイン
状況
②コーピングレパートリー
自分で自分の気持ちをコントロールするための行動リスト
⇒ 質より量で書きだす
・行動コーピング
体を動かしたり行動を起こす
・認知コーピング
考え方やとらえ方を変える
③生きる理由
生きたい理由
死なない理由
⇒生きる勇気がわいてくればなんでも良い
④サポーター
少しでも孤独感が晴れる人
一緒にいると心が和んだり元気をもらえる人
なんでも否定せずに聞いてくれる人
厭なことを忘れさせてくれる人
⑤緊急連絡先
3 どれか一つ試す
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その他きになったもの
●セルフモニタリング
必ず書いて「見える化」し頭の中だけで完結させない。
外在化して、”ストレスを感じている自分を少し離れてから眺める”
自分観察用のノートを作り、
出来事
自分におきたこと(気持ち/考え/体/行動)
に分けて書く
Posted by ブクログ
10代の子供から「しんどい」と言われて、どういう対応したら良いのかなと手に取りました。当事者である10代に向けて自分への対応や、原因を知ること、守るスキルなどがわかりやすく書いてあります。テーマ毎に状況や心の持ち様、対策、ポイントなどがあり、さらっと読めました。悩んでいるのは自分一人じゃないって気づけたらいいな。
Posted by ブクログ
しんどいなぁ‥。そう思った時にぜひ手に取ってほしい1冊です。漫画やイラストとともにしんどさへの対処法がいくつものっています。太字の青い行だけパラパラとながめてみる、Q&Aだけ読んでみる、漫画だけ読もう!など、少しでも気になったらページをめくってみてください。
Posted by ブクログ
「しんどい」という言葉が気になって、普段はこういう本を読まないが勉強になればと思って読んでみた。思春期における学校との付き合い方、親との付き合い方などが書かれており、作者は精神科医ということで少々専門的なことも。
理由はないけどしんどい十代の子が、こういう本を読もうと思って、読んで、ただしく理解できるのかなぁ、とは思った。