あらすじ
圧巻の描写でよみがえる江戸職人の技と意地
腕だけ達者で意気地のねえ奴に職人の資格はねえ。
意気地だけ立派で腕のねえ奴にゃ職人の価値がねえ。
神田ごくら町の建具職人・惣次は、親方の吉蔵に弟子入りして七年が経つ。
仕事は早いが全てにおいて杜撰な惣次に吉蔵は繰り返す。
「意気地のねえ職人なんざいらねえ」
いつまでも半人前扱いされ仕事への熱も失った惣次は、流れ着いた先の賭場で渡世の争いに巻き込まれ……
職人の試練と宿命を描く「建具屋編」を完全収録した第二巻。
☆第28回手塚治虫文化賞「新生賞」受賞
☆「このマンガがすごい!2024」オトコ編第3位(宝島社)
☆「マンガ大賞2024」第3位
☆「このマンガを読め!2024」第1位(フリースタイル)
各賞総なめの圧倒的話題作!!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
2巻は全編通して1つのストーリー。
身を持ち崩した建具職人の再生の話。
表現物の前に
道具を見れば仕事への向き合い方が分かる。
…という仕事観。
気づけば自分の仕事を振り返ってしまいます。
職人にとっての“道具“が、
自分にとっての何にあたるのか。
“建具“が何に当たるのか。
目の前の一つ一つを愚直に積み重ねること。
最近、もう一度そこを見直したいと
思わざるを得ない出来事があったので、
よいタイミングで本作を読んだのかも。
Posted by ブクログ
職人の意気地、物狂い。
道具が欲するがまま。
今回は1冊丸々1人の職人の再出発の話。
とても調べてあるので引き込まれる。
出てくる用心棒もある角度から見れば職人かな。
作画が様々なカメラアングルで描かれているので活き活きとしている様。
三巻も楽しみ。
読後感短く感じたけど濃密!
あっ!これで終わりか!?と一瞬短く感じたけど、ページ数見たら250ページ超え!(驚)
瞬間的にガーっと引き込まれるような読ませる力、濃密さを感じさせる2巻だと思いました。
Posted by ブクログ
待望の2巻は、建具屋の話。
建具屋の不肖の弟子が博打に負けてヤクザ兼材木問屋に囚われの身になるがという話。
ベタといえばベタな話だが、最期までぐいぐい読ませる漫画力は大したもの。
Posted by ブクログ
ユニバーサルデザインも大切だけど、ツールはパーソナルも大事だよねと気づかせてもらった。
全方面総取りに頭がいきがちだけど、ニッチは堅いわよね。バランスがたいせつね。
あと、殺陣が最高!!!
Posted by ブクログ
250ページ長編「建具屋」を収録した2巻。建具屋としての描写の凄さ、そしてその描写に合わせて江戸時代の雰囲気や空気まで感じられるコマ一つ一つに読んでいてため息がでる。なお、カバー裏も「組子模様」で統一されており本で買う楽しみがここにある。
Posted by ブクログ
「建具屋編」を完全収録した第二巻。仕事は意地か金か……。親方と弟子で考えが対立する中、不遇の争いに巻き込まれた弟子は、地獄路を経て職人として大きく成長していく。江戸職人の技と意地を、異常なまでの熱量と執念で描き切る筆致は圧巻の一言。さらに侍たちが斬り結ぶ場面は息を呑む迫力で、一コマ一コマから尋常ではない気迫がほとばしる。心を激しく揺さぶられ、読後はただ脱帽するしかなかった。
Posted by ブクログ
二巻は建具屋の弟子、惣次のお話。
師匠の気持ちもわからず、博打三昧。挙げ句の果てには師匠からもらった大切な道具も手放して、、、
そんな惣次の成長のお話。
ちょっとグロい部分もあったけれど、心に沁みました。
Posted by ブクログ
「一」を読んだので、続きを買う。
今回は長編。ダメ職人が色々あって一人前になるビルドゥングス物かな。簡単に片づけちゃいけないと思う。つまり、その色々がなかなかの深い物語。
顔の描き方が良くない。特に親方の顔。部屋の空間とか職人が手にする道具や木材の質感はゾックとする。
「三」が出たら、買っちゃうんだろうな。
Posted by ブクログ
圧倒的な筆致で描かれる、江戸時代の職人をテーマにした漫画の第2巻です。
今巻は4話からなる建具職人のお話。
最初、建具屋の弟子・惣次がまぁしょうもないほどのクズでした。大墨屋の支配人と用心棒の相馬がかっこいい。
今巻でも緻密かつ迫力のある絵が本当に素晴らしかったです。
Posted by ブクログ
建具職人の惣次は職人としての芯がない生活を送っていたが、ある時賭場での盗みがばれ、その縁で建具職人としての腕を振るわざるを得なくなる。
身を寄せた大墨屋には凄腕の用心棒相馬がおり、刀と職人道具という違いはありながら互いに道具の感触を大事にする者として、物狂いになれという助言を受ける。
惣次はだんだんと自分の錆を落としていくが…
相変わらずの精緻な画力で描かれる人情劇、そして殺陣が魅力。
ちゃんとした時代劇は久しぶりに見たかもなと思った。
主役はもちろん惣次なのだが、キャラが立っている大隅屋の面々がどうなったのかも気になってしまう。
案外支配人は存命なんじゃなかろうか。
Posted by ブクログ
建具職人といえば、朝の連ドラ「チョッちゃん」の鶴太郎さん
トンテンカンうるさくてお向かいさんからしょっちゅう苦情が来ていたっけ
そう建具屋はうるさい
絵が好きです
かんな屑が匂い立つよう
三省堂本店の1階入口に積まれていて嬉しくなりました