あらすじ
「私はグラントリー・シングレア。あなたの夫となる男だ」
母が亡くなった後、自分に無関心な父のもと、義母と義姉に虐げられながら使用人として暮らす子爵令嬢・アリーシア。
幼い頃の飛竜便事務所での思い出を胸に耐えていたある日、義姉に婚約話が舞い込んでくる。
相手は、眼帯の下からも見える大きな傷跡を持ち、凍てついた瞳の恐ろしい方だというシングレア伯爵。
だが顔合わせの日、現れたのは飛竜便の若様だった…!
アリーシアは、義姉の代わりに彼へ嫁ぐことになり──!?
身代わり婚から始まるシンデレラストーリー!
感情タグBEST3
匿名
病気の母に代わり家計を支えるために働いていたセリシア。
帰宅したら母の容態が急変し他界。
今までいなかった父親がいて、セリシアに暴言。
とても理不尽だと思いました。
1人になったセリシアがこれからどうやって幸せになっていくのか。今後の展開が楽しみです。
複雑な環境
一巻読みました。未だこれだけでは、状況が分かりませんが、これからの波乱を予想させるエピソードは垣間見ることができます。
不遇のヒロインがどのように幸せになるのか楽しみに読み進めたいと思います。
匿名
1
主人公のアリーシアは父が不在がちななか母と二人で生きてきた。
病気がちな母のためにお金を稼がなくてはと竜が手紙や高価な荷物を運ぶ飛竜便事務所で母の母国語であるアルトロフ語の翻訳をしてなんとか報酬を得ているがそれでも子供のお駄賃という額だった。
それでも稼いだお金で果物を買ったりしている。
飛竜便事務所での仕事の時間はアリーシアにとっても充実した時間である。
その事務所にはライナーという男性がいてとても楽しいと思えるのだった。
しかしその日々もアリーシアの母が治療のかいもなく命を落としてしまったことで変わってしまう。
事務所から帰ってきた時でアリーシアが不在のタイミングでしかも全然顔を出さなかった父がその場にいたことでアリーシアは叱責されてしまい…。
アリーシア
アリーシアは行商に出かけて帰ってこない父の代わりに、母セシリアを食べさせるため、竜が手紙や荷物を運ぶ飛竜便の事務所で働いていました。北国育ちのセシリアには夏の暑さが応えたのか寝込んでしまいました。ようやく父が帰ってきましたが、セシリアは亡くなってしまいました。これからアリーシアの運命はどうなるのでしょうか?