あらすじ
「人を恋(こ)うる心を初々しく描いている」と宮崎駿氏も絶賛した、高校を舞台に瑞々しく描かれる青春グラフィティ!!
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Posted by ブクログ
スタジオジブリで映画化されるので、上映前に読んでおきたいと思って、手に取りました。
宮崎駿いわく「連載当日は人気がなかった」とか。
確かに“なかよし”で連載するにはちょっと話が大人向け。
私も、今だからこそ読めた感があります。
海の真っすぐな発言、行動は読んでいて爽快!
その反面、素直過ぎて流されちゃうのがいじらしい。
でも、そこが人間らしくて、私は好きです。
この感じ懐かしい…
少女漫画の感じが懐かしいです。絵とか雰囲気込みで。
私はジブリ映画から原作が気になって購入しました。違いを発見できたので良かったです。
Posted by ブクログ
映画を観て、原作も読みたくなって読んでみました。
私は、原作のこの漫画の方が好き。
映画の方は少し澄ましている感じだけど、この漫画はラブコメ少女マンガの王道で、主人公達に親しみが持てて、うきうきしながら、純粋な恋心が楽しめる。
漫画ならではの重要な登場人物たちが活き活きしていて。
男の子たちも、それなりにだらしなくて、人間味があるし。
一緒に住んでいた北斗さんはやはり男の人ので、あこがれる存在として話の流がよくなる。
大学生なのに、芸者のアルバイトしている金太の存在が楽しい。
映画で興味を持った人は是非原作も読んでみて欲しいです。
Posted by ブクログ
ジブリが映画化すると聞いて手にとってみた作品。
港町が舞台であること、ヒロインが芯の強い女の子であること、おなじみの逞しくしたたかなおばあちゃんも出てくるところが何だかジブリらしさを感じられた。
ヒロインの相手への恋心がまた純粋で、お互いに憧れと尊敬の入り混じる感情をもって接しているやり取りが多く、なんとも爽やかな読後感が味わえた。
だが後半部分のストーリが少し急展開すぎる気がしないでもない。
ちなみにタイトルの『コクリコ』とはフランス語で『ひなげし』という意味らしい。
港町の空と海、咲き誇る花の美しい映画になればいいなと思う。
Posted by ブクログ
ジブリ映画化ということで読んでみましたが、たしかにジブリ的な話の展開をしています。しかしどこまでを映画にするんだろう。後半は「いかにも昔の少女漫画」なのでまるまるカットされるんじゃないかと思いましたが‥
Posted by ブクログ
宮崎吾郎監督のアニメ映画『コクリコ坂から』の置き去り感がハンパなかったので、補完のために少女漫画バージョンを読む。……っていう魂胆がそもそも間違っている、と云う事を思い知らされました。
恥ずかしながら私、海と風間は腹違いの兄妹だと思ってたんですよね、映画版観た時点では。「え、結局どゆこと?兄妹?じゃないの?え、どっち?」ってオロオロしてたら映画終わっちゃったんですよね。悲しい思い出。
それに比べてコチラはさすが少女漫画。下宿人の北斗さんへの淡い恋心とか、妹の空ちゃんが風間との仲に絡んでくるとか、謎の長髪パーマ野郎広瀬のでしゃばりとか、そもそも祖父母が全てを複雑にしてるとか、メインは恋愛感情をベースにした人間模様。お陰様で私にも理解できました。よかったねメルちゃん。
って、本当は映画版の海と風間の恋バナよりも、部室棟を巡る青春群像劇の方が興味深かったんですけど、カルチェラタンのエピソードが漫画版では制服自由化闘争に置き換わっていて複雑な気持ちに。
正直、痒い所にギリ手が届かない感じです。映画も漫画もどっちも何か物足りない食い足りない。
いや待てよ……って事は、真の原作である小説『コクリコ坂から』(佐山哲郎)は最高に面白いって事じゃね……?
せっかくなので、そこまで追いかけてみようと思います。
全然関係ないけど、なんで吾郎って『ゲド戦記』とか『コクリコ坂から』ってタイトルつける割にゲドにもコクリコ坂にも触れないんだろうな。
Posted by ブクログ
絵柄が好みだったので読んでみました
おめめきらきら、ポップでかわいい。
少女漫画によくいる水沼くんみたいなタイプが大好きなので楽しく読めました。
ただやっぱり、何度読み返しても終わり方が気になる...
こんなものなのかな、とも思うけどなんだかあっけなさすぎて寂しかった。
Posted by ブクログ
なつかしい。高橋千鶴先生は好きだった。
今読み返すと幼い気がするけど、仕方ない。
『GOOD MORNING メグ』とかも好きだったなぁ。
ジブリでどう生まれ変わるのか楽しみです。
Posted by ブクログ
定番コースだけどきっかけはジブリ映画のコクリコ坂を観てすごく良かったから。
原作はどんなだろうと思って。
一番キュンとくるのが、この古き良き少女漫画の王道の画風。
男の子のキャラ設定の感じも甘くて懐かしくてウットリしちゃう。
メガネでロン毛で秀才のイケメン生徒会長とか、
ちょっと硬派で口も態度も悪いけどほんとは優しい風間君とか。
それから、映画ではあまり触れられていなかった細かい設定が確認できるのも嬉しい。
海が何でメルって呼ばれてるのかとか、そもそもコクリコ坂ってどこだとか。
(逆に、映画では詳しく触れられていたのに漫画ではアッサリ、なところも)
でも、まぁジブリの原作って時点て薄々分かってはいたけど、
内容としては、大まかな設定以外は全然別物。
あんまり「あの映画の原作!」って意識では見ない方が両者のためだな。
漫画には漫画で良さがあるし、映画には映画の良さがある。
単純に、ちょっと懐かしくて蒼い少女漫画が読みたい人にはオススメ。
瞬間的にキュンとくるシーンがいくつか。
2人の気持ちを確認しあった部室でのシーンとかね(ムフ)。
こういう漫画読むと、爽やかでキラキラした青臭い恋愛したくなるわー…。
って言ってる時点で、もう戻れないとこまできちゃってる証だけどね(笑)。
Posted by ブクログ
映画を観て原作を読みたくなったので読んでみました。まったく別作品で、それぞれに良さがあると思う。
映画はカルチェ・ラタンの話が本編よりも好きなんですが、その話はまったく出てきません。
Posted by ブクログ
原作は映画の中のように優等生男女じゃなかった。水沼くんも風間くんもちがうw さらにおばあちゃんが厳格どころか、いわし大嫌いで朝ご飯から逃亡したり、朝からウォッカ飲んじゃうキャラだったから唖然。
普通の少女漫画だった。この原作は、普通の恋物語。
『過去の中から、未来が生まれる』とか『上を向いてあるこう」とかは映画だけに加えられた要素だった。ストーリーも大幅に加えられている。なるほど、だから映画では何が言いたいかわかんない作品になってんだね。