あらすじ
皇帝リカルドの求婚を保留にし、教育係として城に上がった男爵令嬢アマンダ。幼なじみの頃から知る、やんちゃな暴君の性根を叩き直すつもりだったのに、実は聡明で優秀な彼に心惹かれる。「俺は十分に待った。もう待てない」こんなにも一途に愛されていたなんて。抱きしめられ、濃密なキスと愛撫に敏感な身体が疼く。快感に溺れ、彼への想いが溢れてしまう。俺様皇帝と初恋婚!
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Posted by ブクログ
シリーズとまではいかないが、他のティアラ文庫の作品と同世界線上のお話で「ゴッドルフ」「レプープリカ」などの国名が出てきて、作者読み勢としては嬉しい。(キャラたちは出てこない)
俺様ヒーローの一人称「我」が良かった。
唯一皇帝に進言できるのが年上幼なじみヒロインというのもいい。
苦労して生きてきて、世の中をわかっているヒロイン。少し抜けたところもあるけれど、自分を強く持っているところが魅力だった。
身分差を気にして素直になれなかったが、その意識が変化していくところがとても良かった。
Rシーンも良かったが、花菱先生のヒーロー視点でのR回が好きなので、それが見られなかったのが残念。
面白かったです。