あらすじ
皇帝リカルドの求婚を保留にし、教育係として城に上がった男爵令嬢アマンダ。幼なじみの頃から知る、やんちゃな暴君の性根を叩き直すつもりだったのに、実は聡明で優秀な彼に心惹かれる。「俺は十分に待った。もう待てない」こんなにも一途に愛されていたなんて。抱きしめられ、濃密なキスと愛撫に敏感な身体が疼く。快感に溺れ、彼への想いが溢れてしまう。俺様皇帝と初恋婚!
...続きを読む感情タグBEST3
匿名
ヒロイン一筋なヒーロー
子どもの頃から恋するヒロインの為に数多の国々を侵略したヒーロー。18年間も会わずにいたのにヒロイン一筋でいたのは良かった。けど、ヒロインが誤解したまま初性交をしたことと、宰相が、ヒロインが今まで男達に穢されてきたとヒーローに嘘を吹き込んだ時のヒーローの対応が不満でした。ヒロインが拐われてからも長かったので結構飛ばして読みました。
Posted by ブクログ
シリーズとまではいかないが、他のティアラ文庫の作品と同世界線上のお話で「ゴッドルフ」「レプープリカ」などの国名が出てきて、作者読み勢としては嬉しい。(キャラたちは出てこない)
俺様ヒーローの一人称「我」が良かった。
唯一皇帝に進言できるのが年上幼なじみヒロインというのもいい。
苦労して生きてきて、世の中をわかっているヒロイン。少し抜けたところもあるけれど、自分を強く持っているところが魅力だった。
身分差を気にして素直になれなかったが、その意識が変化していくところがとても良かった。
Rシーンも良かったが、花菱先生のヒーロー視点でのR回が好きなので、それが見られなかったのが残念。
面白かったです。
俺様わんこ
太陽の沈まぬ国の皇帝陛下がヒーローで、ヒロインはその幼馴染。やってることが豪快な割に肝心なところが抜けてるヒーロー、頑なで頭でっかちなヒロイン。国を良くするためには良い組み合わせでしたが、恋愛物には物足りない感がありました。もうちょっとこう、絆とか見たかった…。割と出てきてるのに名前がない侍女も勿体ない気がしました。サブキャラが全体的に影薄いです。
他のエウロパ大陸の国々の名前も出てきて、あの件ねっていう内容もあるのでその辺は嬉しかった。