【感想・ネタバレ】警視庁草紙(上)のレビュー

あらすじ

物情騒然たる明治初期。新政府は首府東京の治安を求めて西郷隆盛に抜擢された川路利良大警視を筆頭に邏卒六千の警視庁を作り、いまその体制を着々と固めつつあった。片や、その大警視をむこうにまわし、「ちょいとお上をからかって、田舎っぺえのポリス野郎の鼻をあかせてやろう」と、まことによからぬ一味がいる。旧幕時代に十手取り縄を預かっていた神田三河町の半七、その手先冷や酒かん八。元同心千羽兵四郎、そして黒幕に控えるのは、隅のご隠居こと元南町奉行の駒井相模守……。

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Posted by ブクログ

表紙の法被を着た集団のその後の行為を考えると、なぜこの人たちが表紙なのか疑問だ。ご隠居の見抜くトリックの真相は、存外エログロで、読んでいて楽しくはない。売春、拷問が当たり前だった時代、それが明治だと言われれば、その通りなのだけど。その中で明治のスターが登場すると、爽快感があり、待ってました、と思える

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2017年10月02日

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