【感想・ネタバレ】幕末維新史への招待のレビュー

あらすじ

幕末維新史研究の最前線で活躍する気鋭の研究者が、それぞれの専門分野から、研究上の到達点を一般向けにわかりやすく紹介。 戦国時代と並び、歴史小説や映像作品などエンターテインメントの題材として扱われてきた幕末維新期だが、その一方で、他の時代に比べ、研究成果と一般認識の差異がより大きい。 そこで本書では、「時代を変えた英雄たち」といった視点ではなく、幕末維新期における朝廷・幕府などの諸勢力や当時の社会状況、事件・戦争について、「一般には○○と思われているが、研究上では△△ということがわかってきている」という切り口で、当時の日本と日本を取り巻く国際環境を理解する。

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Posted by ブクログ

最新の研究に基づく史実を脚色なく、一方で学者チックな難解さが少ない簡潔な内容となっていて、幕末マニア的にはなかなか面白かった。司馬史観や大河ドラマなどに洗脳されてしまっている坂本や長州藩士の盲目的なファンには是非一読してもらいたい。

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2023年07月10日

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