【感想・ネタバレ】ロシア史 下のレビュー

あらすじ

『新版世界各国史22 ロシア史』に加筆・修正を加え、上・下巻のハンディ版として刊行。

ロシアという国はどのように始まり、どのように歩んできたのか。
強力な国家こそがロシアの問題を解決するという観念がロシアの支配者をとらえてきた一方、民衆は精神と肉体の解放をもとめて国家権力に闘いを挑み、 強力な国家を幾度も転覆させてきた。ロシアの歴史は強力な国家という軸と、精神解放という軸とのあいだで揺れ動き、もがき苦しんできた人々の歴史である。 ロシアはその苦しみと模索の中でどこに向かい、人類史に何を与えるのだろうか。

下巻では1900年以降の内容を扱い、ソ連崩壊後の記述にも章を割いて現代まで加筆修正を行った。

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