あらすじ
「敦志先輩、それならわたしの家に住みませんか?」 小学3年生の少女・鞍馬依の助手として、退魔師見習いを始めた敦志。だが、左目に宿る「鬼ノ眼」の力は、敦志のもとに霊を呼び寄せていた。住んでいるマンションが霊溜まりになって困る敦志に、依は自分の家で一緒に暮らすよう勧めるのだが!? 水着姿を披露されたり、指を咥えられたりと、ドキドキの共同生活。さらには美穂からも迫られることに。「んふっ……あたしのモノになって。なんでもしてあげちゃうから♪」「こ、こらっ、胸を見てしゃべるな! は、恥ずかしいじゃないか!」もちろん会長も健在の、GA文庫大賞受賞“ランドセル少女”退魔物語。
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Posted by ブクログ
鬼の目の霊力の高さゆえに自宅が霊溜まりになってしまうようになった敦志。(高校生主人公)
このままではまずいということで、敷地内が聖域とされる鞍馬依(小学3年生ヒロイン)の家に居候することに。
そこで、本格的な退魔師となるべく修行を始める。導入はそんな感じ。
肩車でオシッコ(未遂)。一緒にお風呂(ニアミス)。和室でスク水披露。指おしゃぶりと、そっち方面のサービスシーンが多い。
小学三年生少女を相手に何をしているのか・・・。
この主人公、幼女を相手に本気すぎでドン引きである。
今回のメインのお話は、主人公に好意を寄せるクラスメイト、御堂美穂が悪霊に取り付かれるエピソード。
Posted by ブクログ
いかにもやりなれないことをしている感があって、一巻での不安が的中した感じである。というのも、前半のラブコメ色の強い物語が、あまり上手くない印象だったのだ。
宝刀についての描写がプロローグでしっかりされていないため、この巻の軸がぼわっとした形になってしまっているし、ラブコメ展開でも遊園地での下りは、依ちゃんに遊園地行きを伝えて残念がらせるシーンを省いているので、126ページの展開になったとき、繋がりがない。
シーンの他に、文章そのものもかなり平易にしている感があって、むしろこちらは路線変更と見ればいいのだろうけど、これもあまり良い印象は受けなかった。文章から艶が失われている。
全体的に先の巻より粗い印象だった。後半はそうした印象もなくなったし、単純にラブコメが上手くないんじゃないかな、と。