あらすじ
古代の繁栄は、水辺を離れては成立しなかった。縄文都市・三内丸山遺跡も、弥生時代の代表的集落・吉野ヶ里も、海を窓口としていたから繁栄を手に入れたのだ。古代の“海”が生んだ壮大なドラマ…両者の共通点を探ることで浮かび上がってくる、邪馬台国の真の姿を追う!
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騎馬民族征服説にコダワリ過ぎ
著者視点はいいとこ突いているけど、騎馬民族征服説にコダワリ過ぎがうざい。
葬制の変化が異文化征服説と言うのは、大いに有りだと共感します。ブヨ族が南下して百済支配層になった様に、島根鳥取地方が銅鐸祭祀を止めて天孫族ヤマトに征服されたのは確実だし、男女、子供虐殺された事を示す遺跡が存在するので、迂闊に発掘調査が進まない事も事実なのです。
鉄のインゴットと銅鐸を埋葬したということは、当時の祭祀器具だけでは無く、当時の貨幣価値を持った鉄挺と言う疑似貨幣まで埋めた銅鐸の墓が在る事も事実です。荒神谷遺跡と九州北部との関係性がもっと注目されるべきですね。