あらすじ
サルヴェール侯爵家当主、レオナルド・サルヴェールに嫁いだリゼット。政略結婚とはいえ結婚するのだからと意気込んでいた彼女に待っていたのは、なんと新郎不在の結婚式。さらに侯爵家で生活するようになってもレオナルドには一切会えず、屋敷の中でただ手芸に勤しむだけの孤独な日々が続いていた。「政略結婚で嫁いだ妻には会いたくないと、多少の愛嬌すら振りまく必要がないとお考えなのですね。ならばこちらにも考えがございます！」我慢の限界に達したリゼットはレオナルドの部屋に『とある罠』を仕掛け、レオナルドに宣戦布告をする。名門侯爵家で巻き起こる、華麗なる夫婦喧嘩の結末は――!! ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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まったく
困った方にもほどがある！旦那様と侍従の男二人で新妻にいきなり結婚式を一人でさせて、美しいドレスを着せたから充分だとかお忙しいお忙しいと顔も見せなかったり、屋敷じゅうから総スカン食らっても当たり前でしょう。でもかわいい奥様に出会えて幸せでしたね。サッサと幸せになりなさーい！
大変お忙しい方達です
最初の方は散々な内容です。旦那様は大変お忙しい方なのです。としか言われずに、流石にヒロインもブッチんしますよね。堪忍袋の緒が切れたんじゃなくて、鎖が切れたんですもんね(笑)そこからは珍獣を捕まえようと皆で団結して、旦那様への嫌がらせは面白かったです。ゆっくりする為の部屋があんな事になってたら、ビックリしますよ。
ヒロインはそれでも、めげないし諦めもしない。侍女たちも楽しそうに嫌がらせをしているのは凄く微笑ましかった。喧嘩をしながらもお互いに距離が近づいていきラブラブになっていく過程は凄く良かったです。
番外編1は微笑ましくて好きなんですけど、番外編2は、王太子妃殿下が余計な事をして来るのでカチンと来ました。番外編2以外は好きなお話でした。
