【感想・ネタバレ】完訳 論語のレビュー

あらすじ

「仁」とは誠実な思いやり,人間愛──.のびやかにして剛毅,おおらかな楽観主義と陽性の健やかさに満ちた,人間・孔子.はつらつと弟子たちと語り合い,学問や音楽を心から愛し,どんな不遇のどん底でもユーモアを失わずに生きぬいた,力強い「肯定の思想」とは.今こそ新鮮な大古典の魅力を存分に味わえる,必携の一冊.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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Posted by ブクログ

何度も読み返して楽しんでます。論語は解釈が色々とあるので、お気に入りの解釈は人によって様々でしょう。

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2025年07月08日

Posted by ブクログ

以前、齋藤孝さんの論語を読んだことがありました。内容の把握という点では良かったです。この本は、孔子と弟子たちの人間関係がよく分かる上に、人間像の説明も詳しいです。

2500年以上も前であるのに、孔子の考え方に共鳴できる点があること、なんだか驚きです。孔子は、弟子の個性に応じて対応を変えており、まさに個に応じた教育の先駆者だ!と思いました。孔子が、音楽も愛していたこと、知りませんでした。現代で、こんなに密な師弟関係、あるのかなぁ。

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2025年02月15日

Posted by ブクログ

・悠揚迫らぬ大いなる秀才の顔回、対照的に才気煥発、機敏な秀才の子貢、直情径行の快男児の子路、の三人は、孔子がとりわけ深く信頼した高弟である
・子曰、巧言令色、鮮矣仁。
・子曰く、人の己を知らざるを患えず、人を知らざるを患うる也。
・子曰く、其の鬼に非ずして之れを祭るは、諂い也。義を見て為さざるは、勇無き也。
・子曰く、之れを知る者は之れを好む者に如かず、之を好む者は之を楽しむ者に如かず。
・子曰く、其の位に在らざれば、其の政を謀らず。
・子曰く、過ぎたるは猶お及ばざるがごとし。
・吾が党に躬を直くする者有り。其の父、羊を攘む。而して子は之れを証す。孔子曰く、吾が党の直き者は、是れに異なる。父は子の為に隠し、子は父の為に隠す。直きこと其の中に在り。
・子曰く、中行を得て之れを与にせずんば、必ずや狂狷か。狂者は進み取る。狷者は為さざる所有る也。
・子曰く、君子は和して同ぜず。小人は同じて和せず。
・子曰く、上 礼を好めば、則ち民 使い易き也。
・子曰く、過って改めざる、是れを過ちと謂う。

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2018年11月04日

Posted by ブクログ

今更ながら初めての論語. 現代語訳が堅苦しくなくて読みやすいし、諸説が簡単にまとめてあって内容は充実している. 個々人のパーソナリティに踏み込んでいるのは良し悪しあるかもしれないけど、人物評が分かると頭には入りやすい. ちょっと孔子の思想を称揚しすぎな感もあるけど、それはそんなものなのかな.

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2018年04月04日

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