あらすじ
公爵令嬢である私アリスティアは幼い頃、熱病に苦しんだ反動で前世の記憶を取り戻した。そこで自分がコミックに出ていた悪役令嬢だとわかり、もう絶望! 学園で婚約者のアジムス殿下に婚約破棄された私は、断罪されて悲惨な結末に……ってそれなら学園に通わなければいいのでは? そう考えた私の〝病弱なふりをしてやり過ごそう計画〟は順調に進んでいた。婚約破棄からの断罪さえ回避できれば、政略結婚の相手として殿下とは信頼を重ねていけたら――と思っていたけれど、殿下の不誠実さは増すばかり。婚約解消を考え始めたとき、なぜか殿下の側近候補・ウルリヒ様から『婚約を続けるつもりならば、考え直した方がいい』とお手紙が――?
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蓋を開けてビックリ
よくある、悪役令嬢の話ですがサラリと読めました。婚約者はポンコツで、男爵令嬢は転生者でポンコツ。ストーリーと全く違う動きをするヒロインに地団駄踏むって、アホか?ってなったが、よくあるポンコツ達でした。
その後に、何故か王妃までも自分の仕事を婚約者であるヒロインに押し付けてたと分かり、蓋を開けてビックリ!!ほとんどが、ポンコツだらけじゃないか!!ってツッコんでしまいました。学園を卒業したら若いポンコツ二人は改心したみたいですが、王妃はどうなったか分かりませんが居心地は悪いでしょうね(笑)
よくある悪役令嬢のお話でしたが、サラリと読みたい時にはいいかなぁ〜って思いました。好みは分かれそうですけど。私はこのポンコツ達がどのように断罪されるのか楽しみで読みましたが、アッサリと断罪は終わりました。ヒロインの温情によりアッサリと終わります。優しいヒロインで良かったね〜、ポンコツ達よ(笑)