【感想・ネタバレ】いつか海に行ったねのレビュー

あらすじ

「おとーさんげんきですか。…いつかうみに いったね」絵日記に描かれた大海原。いまや海の存在は子供にとって単なる知識でしかない。破滅の予兆はある日突然、野鳥の大量死というかたちで顕現した!あり得べき人類の近未来を描いたパニック・ホラー!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

帯の言葉通りにはならず、涙はしない。けれど、昔のサイコホラー映画みたいに作り上げられた文章でした。鳥という着眼点もかなり良くて、昔の映画「鳥」を彷彿とさせる作品です。生物パニックものはあまり読みませんが、「いつか海に行ったね」は読みやすく、文系の自分でも理解しやすいように理系のことは描かれます。期待していた涙ではなく、どこかぞっとするようなところがかえってよかったと思います。この容量で終わってしまうのは勿体無いくらいの題材でした。

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2018年01月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

久美沙織さんの本は昔ドラクエとマザーで好きになりました。
久しぶりに気になって手に取りました。
「いつか海に行ったね」は子供の視点で書かれたものではなく、どちらかと言えば大人が考えなければならない深刻な話でした。
実際に科学的な裏付けや情報が含まれたありえなくはない話のようですが、悲しくて、恐ろしい話。

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2014年11月13日

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