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「おとーさんげんきですか。…いつかうみに いったね」絵日記に描かれた大海原。いまや海の存在は子供にとって単なる知識でしかない。破滅の予兆はある日突然、野鳥の大量死というかたちで顕現した!あり得べき人類の近未来を描いたパニック・ホラー!
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Posted by ブクログ
【書店の「どんでん返しフェア」的なポップにつられて買った直後に夏風邪で倒れ、寝込んでいる間に読んで若干後悔した3冊の本その③】 実はこの小説には後悔させられていない。他の人のレビューを読むと、後悔させられた人は少なからぬようだが。 パンデミック系の小説の何が好きって、個々の罹患から発病そして大...続きを読む流行に至る科学的な機序についての詳細でマニアックな描写ほど面白いものはない! 私はそういう読み方をする読者なので、この小説がパンデミック系にしては淡々としすぎているとか、結末が簡単に予測できてしまうとか、涙なんか全然出てこないという点は全く気にならない。むしろ大げさなパニック展開よりも、淡々とした描写のほうがひしひしとリアルで怖い感じがして悪くない。 コバルト時代の『おかみき』以来、この人の作品はほとんど読んでいないが、バリバリ少女小説の『おかみき』でもけっこうこってりとウンチク描写をしていたっけ。あの小説に出てくる「ねこり」こと「稲子さま」こと「菅原稲子」ってのが筆者の本名だと知った時は、その歪んだ自己愛に大爆笑したもんだなぁ。
10/19 いずれこんな世界になってしまう可能性があると不安になった。 これ以外にも、世界の危機の可能性は数えきれないほどあるのだろう。
帯にある「あなたは絶対、涙する」と懐かしの久美沙織さんって事で読んでみた! 正直、読んでいる途中は泣けないし、パンデミックの原因はギャーだけど、解決の方法がちょっと取って付けた感があるかな。 でも、最後の一行で感情を持っていかれるので、よし!って事でw 良くも悪くも、昭和の作家さんなので作風は推して...続きを読む測るべし。 私は好きだけど!
実は長編ではなく“中編”。 少年が夏休みの宿題に書いた「いつか青い海を見に行った思い出」をクラスメイトの少年が「嘘だ」と詰る。子供たちにとって「海」が青いことは知識でしかない。 近未来、人類は夜しか活動できなくなっており、平均寿命は現在の約半分の長さになっていた。太陽の光を浴びることは死を意味した。...続きを読むなぜそんなことになったのか。破滅へと向かうその端緒は、野鳥の大量死で示されていた……。 もしかしたら、あり得ない話ではないかもしれない、そう思わせる作品。抒情的に淡々とした筆致で描かれているが、読後感は殊の外、重かった。 期待以上の感。税込400円(当時)はバーゲン価格だろう。
フィクションとは思えない臨場感、たくさんの人の視点、特に一般市民からの視点でのストーリー展開されることから生まれるリアル感がゾクゾクした コロナ前に読んでたら、コロナ禍の捉え方も変わっていたのかな
オムニバス的に物語の本質がわかってきて、読み終わった後に第1章を読み直すとそういうことかってなった。 読みやすかった
「読み終えて初めてわかるこのタイトルの本当の意味にあなたは必ず涙する!」 函館の蔦谷書店で、帯の惹句にひかれて衝動買い。 ええ、こういう惹句に弱いんです。 アタリもあればハズレもありますが。 ジャック・アタリ…なんちて。 タイトルから、ハートウォーミングな恋愛小説かな、と想像しましたが、帯の裏を見る...続きを読むと 「この作品は科学的に裏付けされた本当に起こる可能性のある終末の物語です。そして本編を読み進めていった先に待っている『いつか海に行ったね』という言葉。この言葉の重さそして切なさを知った時涙を流さずにはいられないでしょう。」 とあり、読んでみると、果たしてこの世の終末の物語でした。 新潟の海で野鳥が大量死しているのが見つかり、都内のマンションで次々と住人が死に、それがどうやら特定のカビが原因で起きる感染症らしいということが分かって来ます。 その致死率は何と95%。 治療法は皆無です。 では人類はどういう選択をとるのか―というのが物語のおおよその流れです。 最後に出て来る、「いつか海に行ったね」の言葉が痛切です。 ただ、正直なところ、涙を流すまでは…。 でも、たとえば登場人物の一人である守口真紀子が、抗いがたく人生の坂道を転がり落ちていく描写などは迫真もので息をのみました。 久美さんは「小説ジュニア」でデビューして30年以上のキャリアですから、さすがに読ませますね。 ちなみに惹句にもありますが、本書は現実に起こり得るパンデミックなのだそう。 専門家の協力も得ており、「パラサイト・イブ」で一躍文名を馳せた瀬名秀明さんにも助言をいただいているそうです。 興味のある方はぜひ。
終末的? 美しい余韻のバッドエンド。 小説として、キレイに終わってはいます。 でも個人的には、これは序章で、ここからヒトの殻を脱ぎ捨てでも生き延びようとする人類のえげつない戦いが始まっていくとこじゃね? と思いました。 出版順と逆ですけど、上田早夕里「華竜の宮」読んじゃうと。
「いつか海に行ったね」---今は行くことのできない海。野鳥の大量死や、同じマンションで続く病死が告げる終末の物語とは?章ごとに明らかになる未知の病。怖いけど引き込まれる!
この話はなんと言っていいか難しいが SFホラーかな。 本のタイトルと帯の煽りからは切ない系の話だと思ったが、まあたしかにそうとも言える部分はあるけど… 電子書籍版の最初の頁には「ホラー小説」といきなり書いてあり混乱したが、今この時期に書店で平積みになっているのは、世相的流行に乗れるという判断があった...続きを読むのだろうか
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いつか海に行ったね
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久美沙織
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