あらすじ
石堂夏央(いしどう・なつお)、トーナメント参戦!「……私ねあれから結構努力したよ?」石堂夏央は、馬渡(まわたり)ゆず子と戦うために、大会での実績づくりに励む。そこで戦果を挙げた夏央は、師匠・紺谷可鈴(こんたに・かりん)からゆず子の出場する大会への参加を許される。総合格闘、プロレス、空手、女子格闘界の精鋭が集う戦場に夏央は乗り込む--!!「それよ……その充実した顔……それは駄目よ!!」
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Posted by ブクログ
『「目的というか……向上意識に才能が追いついてる。だから楽しめる」「それはアナタも同じじゃないの?」「私はそんなに図々しくないです」』
イカレてるのは主人公一人じゃなかった。菅野先生のイカレっぷりが好き
Posted by ブクログ
まず、表紙からしてヤバい、個人的にド真ん中
惚れそうになる腹筋、二時間は眺めてられるし、許しが出れば三時間は撫でられる
中身も前巻からの勢いが死んでいない
性格が矯正しようがないほど捻れている娘に、図々しいほどに寒々しくなるほどに、そして、おぞましいほどに一直線な娘
こうも、魅力的な女の子ばかり出てくる漫画が読める私は幸せか?
巻中に出てきた吊り橋をやってみたら、死ぬかと思った
何回か挑戦すればスイスイ出来るようになる、とか、そんなレベルじゃない
ただ、出来ると単純に「よっしゃ」って気持ちにはなれる
Posted by ブクログ
G-girl出場が決まった夏央はプロ練でドMさを見せつける!かわいいよ!そのままオールラウンダー廻で見たような練習シーンが続くかと思いきや、いきなり新人枠トーナメント開催までぶっ飛びます!膈月連載だけあって(?)コミックスだとテンポがいいですねえ~
5巻は見どころが多すぎてこのレビューに書ききれないので、一点だけ注目すべきところを。
「それよ・・・その充実した顔・・・・・・それは駄目よ!!」
裏表紙にも書かれているこのセリフを、このシーンで描いたことによって、“主人公”がゆず子から夏央に変わった!少なくとも僕にとって、この5巻で鉄風は大きな転換点を迎えた。
一押しマンガです!
Posted by ブクログ
才能を持て余し充実できないと嘆く夏央、才能とやる気ががっちり噛み合って迷いの無いゆず子、どちらにも感情移入することはできません。
共感するのはその2人に完膚なきまでに叩きのめされる敗者たち。
努力だけでは届かない才能に嫉妬と羨望を抱き、圧倒的な実力差に絶望し、それでも競技を続ける理由は何かと悩む。
陰の主役はそんな彼女たちなのかなと思ってます。