【感想・ネタバレ】希望という名の絶望―医療現場から平成ニッポンを診断する―のレビュー

あらすじ

「頑張れとばかり言う奴は馬鹿である」「冷静な対応とはなんだ」「議論を尽くすはどこまでか」……現役医師が日々綴った言葉は、大震災の“黙示録”とも言える。「ここに書いてあることは、多くの患者さんの希望と絶望、理性と感情、運命、哀歓などが私の口を借りてこの世に出ようとしたのかもしれない」。

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Posted by ブクログ

肺がんを専門にする医師が本音を語っている.「冷静な対応」ってなんだ,「議論を尽くす」とはどこまでか 等々,納得できる話が満載だ.

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2011年11月25日

Posted by ブクログ

医師なのにいろんなことをよく考えていると思う。印象に残った言葉。
スポーツは、国と国との代理戦争。スポーツ選手には勝てと声援すべき。
人間の希望は目前にある一里塚を指し示すこと。
医師の仕事とは、死者をみおくること。
現代は、情報メタボで、素人には情報選択が難しい。
プロの努力に対して敬意を表するのは当たり前。教えてくれる人に対しては畏敬の念をもつこと。
イデオロギーの相違は絶対的なもので決着をつけるには暴力によるしかない。
引退の時期難しい。

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2015年12月17日

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