【感想・ネタバレ】沙林 偽りの王国(上)(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

1995年3月20日月曜日の朝。東京の地下鉄は突然、阿鼻叫喚に包まれた。複数路線での同時テロ。車内では正体不明の液体が異臭を放ち、通路で地上で人々は次々と倒れた。毒物はサリン。その治療法を熟知していたのは九州大学医学部だった。九大チームは、前年の松本サリン事件でいち早く毒物を特定、捜査方針に大きな疑問を呈していたのだ……。医師で作家の著者にしか描けないオウムの全貌。

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Posted by ブクログ

小説なんだけどオウム事件の経緯をノンフィクションとして読まされてるのが95%って感じ。いわゆる物語としての楽しさはまだないなあ。ただ疫学者の視点からの事件描写自体はめちゃくちゃ興味深いので読み進めてる感じ。

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2024年08月06日

Posted by ブクログ

医学的知見に基づいた解説付きのスクラップブックといったところか。
当時の情報はなんといっても新聞、雑誌によるものが最も量が多く信頼性もあったということがよく分かる。
もしこれが現代であれば、教壇発信のフェイクも含め虚実入り交じった情報でここまで整理はできないだろう。

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2024年02月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一連のオウム事件が起きたのは、高校生の時。上巻の大部分を占める第三章、地下鉄サリン事件発生~教祖逮捕の過程を読んで、当時の事を思い出した。

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2023年09月19日

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