あらすじ
読んだ時間が楽しければ、それでいい
群ようこはひと月に何冊買う? 毎月の本代は? 着物本からプロレス本まで、膨大な本に囲まれ、猫と暮らす、のほほん読書エッセイ。
少しでも気になる本があると、手元に置いておきたくなってしまい、片っ端から買ってしまう。気がつけば、部屋のなかがとんでもないことに……。江戸のガーデニングから編み物の製図、翻訳小説、ラジオ基礎英語まで、毎月買った数十冊の本と、ネコとのシンプルで豊かな日常生活を綴った、時々しんみり&抱腹絶倒のエッセイ集。
※この電子書籍は2000年12月に角川oneテーマ21より刊行された『生きる読書』を改題した文春文庫版を底本としています。
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Posted by ブクログ
私の憧れの作家さんでもあり、女性である
群ようこさん。
群ようこさんの本は若い時から常に
身近に置いてあった。この本も25年も前に
書かれたとは思えない程今でも新鮮で
人様の本棚を見せてもらえる本は大好きで
雑誌でも動画でもよく見ている
でも、25年(もっと前?)に沢山所有していた
群さんの本はその殆どを時の流れと共に
1度手放してしまい、改めてここ数年で
数十冊以上買い直し今も読み返したもの
積読も綺麗に本棚に収まっている。
過去に読んだはずなのに、内容をほとんど
忘れているし、勿論思い出せる本も沢山ある
けれどなんだか申し訳ない気もしていたら
群さんが後書きで、「その場その時楽しんで貰えたらそれでいい」と書かれていて胸をなでおろした
群さんの選書の中に読みたいなと思う本もあったり
読んだ本もあって嬉しくなる。
群さんと同じく相当な本好きは自他ともに認める
けれど、その後どうするか…を考えなくては。
も、群さんと同じ気持ちなのが面白かった
本棚に並んでるだけで嬉しい本があっても
良いのですけれど(笑)
Posted by ブクログ
2000年の本。
途中であれ?と思った。
もたいまさこさんと「邪悪な狛犬」として参加したファッションショー。「邪悪な狛犬」の名前にうけた。
後書に書いてあった「忘れているのは覚えていたからだ」
それでええやん。と思った。