【感想・ネタバレ】監督ザッケローニの本質~18人の証言で探る知将の戦略~のレビュー

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Posted by ブクログ

ザッケローニには3-4-3とビアホフを重用する戦術家のイメージしか無く、高さの無い日本にはどうかと思っていたが、どうもそれだけでは無いらしい。対話型のリーダシップでチームを創りあげることを得意とする彼には日本代表のように比較的平穏な環境で中長期の強化をするのに適任だと思う。
と言った矢先にウズベキスタンに負けてしまった。アウェイの北朝鮮戦と違ってあまりエクズキューズ出来なそうな敗戦。時間もあるのでどのように立て直すか期待したい。

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2012年03月01日

Posted by ブクログ

日本代表監督ザッケローニ氏のこれまでの軌跡を振り返った書籍。
当時の関係者の証言がリアルです。
その関係者が口をそろえて言うのが「彼の人間性の素晴らしさ」。
これを読むと素晴らしい監督なんだなぁと思ってしまいます。
まぁ戦術とか指導力とかは別問題なんだろうけど。

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2011年12月14日

Posted by ブクログ

イタリアのサッカーに対する考え方は独特だと改めて感じる。(これも文化なのだろうか)
サッカー日本代表をこれからも応援します。

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2012年05月08日

Posted by ブクログ

監督としてのザッケローニの歴史とその現場に居合わせた人のインタビューで構成されている。監督人生をそれぞれの時期の紹介(解説)の後に、2めいほどのインタビュー(そのときに関わった、同僚、選手、会長など)がそれぞれの立場での感想を述べていてる。

プロの選手経験がないが、相手を尊重し、緻密なデータの蓄積から、トレーニング方法を工夫して、少しずつチームを作っていくタイプの対話型であり、ディティールにこだわる監督である。

攻撃的と言われるよりも、むしろ「バランスが」大切であるというように、自らの哲学を押しつけるよりは現状を分析して、その中でベストな方法を選び、選手を説得するというスタイルであると思う。

この手の監督は、育成やチームを訓練することで結果を出すことが得意であるので、近年の解任の後でチームを作る立場しか与えられなかったのは不本意だろうと思う。

巻末には、サツキなどの大物監督の監督評、アジアカップ優勝後の本人へのインタビューなど、確かに本質を理解するにはよい本だと思う。

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2012年02月14日

Posted by ブクログ

ザッケローニ氏についてイタリア・サッカー界に関わる18人の証言と、監督としてのキャリアを時系列に追った労作であり、何かと情緒的に偏りがちな日本のスポーツ・ジャーナリズムに一石を投じる良書でもある。特に監督への直接インタビューの部分に著者の力量がうかがわれる。プロスポーツであるJリーグより、高校野球の結果が優先されるこの国においては希有な一冊。

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2012年04月14日

Posted by ブクログ

サッカー日本代表監督ザッケローニのこれまでの監督としての歴史が、18人の関係者へのインタビューをもとに構成されている。ゼロから監督としてのキャリアを切り開いたパイオニア、進歩的な戦術家、対話型のリーダーなどのいろいろな側面をもっていることがわかる。イタリア首相となったベルルスコーニとの確執なども面白い。今後の日本代表の変化が楽しみになってきた。

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2012年02月11日

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