あらすじ
「これより『稀代の大悪女』ローズ・スノウの公開処刑を始める!」
聖女として長年頑張って来たのに、妹に冤罪をかけられました。
助けてくれる人は誰もおらず、むざむざ殺されてしまいます。
目覚めた時、なぜかわたしは二年前の秋に戻っていました!
わたし、もう我慢しません。
嫌な仕事はやめます。わたしを虐めた奴らは許しません。
聖女として戻ってきてほしい? もう遅いです。
自業自得ですよね。あなたたちは勝手に破滅してください。
わたしは今、推し活で忙しいので。
死神と呼ばれる冷酷な公爵様と一つ屋根の下なので。
ふふ。
邪魔をする輩はどんな手を使っても排除しますね。
推しを救うためならどんな手だって使っちゃいますから。
※電子書籍には特典として、山夜みい先生書き下ろしSSが収録されています。
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匿名
切ない
やり直しの自由っぷりは面白かったですが、最後の方、いろんなことが明らかになっていくところに泣けました。
そもそも聖女の存在そのものが切ない。
ヒロインがどれほどの想いを抱えていたのか、ヒロインに周囲がどれほどの想いを持ったのか。
手放しでハッピーエンドとは言えないけれど、何度読んでも泣いてします。
とてもいいお話です。
匿名
推し活
軽い気持ちで読み始めたら、なかなかに骨太な設定で、いい意味で裏切られた。
語り部のヒロインが推し活〜とか言いながら軽い感じで話を進めていくので途中まで騙されていたけど、世界観や設定がかなり作り込まれていて、話の展開もシリアスで重め。
バトルあり、友情あり、ラブありでかなり楽しめました。