あらすじ
経営は大丈夫? 報酬は上がる?下がる? 自分に合うか心配…
不安が「だから挑戦したい!」に変わる
失敗しないスタートアップ転職ガイド
成長産業の現状から、
これから必要となるキャリアの考え方、
伸びるスタートアップの選び方まで。
日本のスタートアップ黎明期から市場を見てきたトップヘッドハンターであり
成長産業事業を推進するフォースタートアップス株式会社の社長による初の著書。
スタートアップに興味がある
成長できる機会がほしい
社会を変えたい ……
そんなあなたの挑戦をサポートする一冊です。
また、本書では、実際にスタートアップ転職を成功させた方の事例も掲載。
キャリアに迷い、転職を考えるあなたの不安や悩みに応えます。
スタートアップは、私たちが、
最も自由かつ最大限に挑戦できる領域の一つだ。
<目次>
第1章 なぜ、今、スタートアップなのか
第2章 スタートアップへ転職する「前」に知っておくべきこと
第3章 どのスタートアップに転職すべきか
第4章 スタートアップ転職の成功事例
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
著者はフォースタートアップス株式会社の志水雄一郎氏。
感想。リアルな話ばかりだからとても参考になる。
備忘録
・インプットなくしてアウトプッなし。天才であればインプット量が小さく無の状態からでも何かを生み出せるかもしれないが、一般的にはインプットレベルによってアウトプットの質が決まる。
・スタートアップは、最も自由かつ最大限に挑戦できる領域の一つ。経営に携われたり、自分の意思を事業に込めたりと、ビジネスにおいてもさまじまなけいけんが可能になる。大企業では、そういった経験は、能力が高く、昇格レースで上位に立たなければ成し遂げられない。スタートアップであれば年功序列ではないから経営に挑戦できる機会を自ら生み出せる。仮に失敗しても挑戦者は賞賛され、リベンジも十分できる。
・スタートアップは特別なものではなく、大企業の前身である。機能さはそれほどない一方で、スタートアップは「より強い意志」と「挑戦心」を持っていることご前提となった仲間の集まりである。
・経産省が発表した資料でのスタートアップの定義。①新しい技術の活用、斬新なサービスなど新規性がある、②加速度的に事業を拡大することを目指す、③創業から間もない、比較的に創業年数の若い企業。
・スタートアップでは「やりがい」と「経済合理性」を両立できる。
・優れたベンチャーキャピタリストの投資先は、転職先として良いかもしれない。優れたベンチャーキャピタリストは、Forbes JAPANの優れたベンチャーキャピタリストランキングや、日本ベンチャーキャピタリスト協会の理事、上場できた企業のリード投資家などがヒント。
・日本を代表するベンチャーキャピタリストが投資したスタートアップはほとんど倒産していない。(何をもって言ってるのかは言及はないが‥)
・世の中で「良い会社」とみなされている場合に、あなたがカルチャーフィットしていないと感じるのであれば、あなた自身にも課題がある可能性を疑った方がいい。
Posted by ブクログ
知らない悪と向き合い、良質なインプットを続け、高いアウトプットを出す。
志水代表は40歳を過ぎて起業され、日本のスタートアップエコシステムの形成に取り組まれている。
優れたスタートアップを見極める際に、どのVCや投資家が投資しているかが判断基準になること、
また、スタートアップへ転職するとこのメリットとして、ストックオプションによる大きな恩恵を受けられる可能性があることを挙げられていたのが印象的。
Posted by ブクログ
スタートアップ支援の必要性と意義をひしひしと感じました。平均年齢48歳の日本で「年齢は関係ない。国を挙げてのチャレンジは始まったばかり」と力強くエールを送る本書。あらゆる年代の方に、1章だけでも読んでいただきたい!面白かった!
Posted by ブクログ
私は現在、医療機器の研究開発型ベンチャー企業に転職して2年半。
以前は大手製薬会社に勤めていたが、
「もっと自分にしかできないことをしたい」
「挑戦を通して成長したい」
「会社の歯車の一部で終わりたくない」
そう強く思うようになり、自分が会社を引っ張っていく立場を目指して転職を決意した。
本書から学んだのは、日本とアメリカのスタートアップの違い、そしてそれを生み出す環境の差。
改めて、自分が置かれているベンチャーというフィールドの可能性と課題を深く考える機会になった。
挑戦は簡単ではない。
でも、だからこそ選んだ道を正解にしていきたい。
自分の成長と会社の成長を重ねながら、まだ見ぬ未来を切り拓いていく。
Posted by ブクログ
勝ち負けという強い言葉で語られるためポジショントークっぽく感じる人もいるかもしれない。全員がスタートアップのキャリアに進める訳ではないし、仕事に楽しさなんて求めていない人もいて、それは個人の自由で仕方のないことだが、概ね志水さんの考えには同意する。改めて未来の子供達のために、成長領域で頑張りたいと思った。
Posted by ブクログ
スタートアップで働く
著:志水雄一郎
目の前の状況を、世界のビジネスパーソンの現実を、未来の見通しを、ただ「知らない」というだけで、人生の進み方は大きく変わってしまう。「知らない」ままで未来の可能性を狭めてしまうことを著者は「悪」と表現している。逆に言うと、知ってしまえば、無視できなくなるともいえる。私達の頭は、誰に言われるまでもなく、ひとりでに先行きを考え始めてくれる。
本書は、世界における主流の成長産業である「スタートアップ」へのキャリアチェンジを促すことを念頭に置いている。構成は以下の4章から成る。
①なぜ、今スタートアップなのか
②スタートアップへ転職する「前」に知っておくべきこと
③どのスタートアップに転職すべきか
④スタートアップ転職の成功事例
スタートアップへのキャリアチェンジを促すことを念頭に描かれているからといって、全てを正当化してバラ色の未来が広がっているとは書かれていりない。しっかりと問題点を整理しながら、メリット・デメリットと将来性等を踏まえて提言している。
知らないことが「悪」であり、スタートアップもその他選択肢も「悪」ではない。知ることで「悪」から選択肢と思考の幅が広がる。スタートアップを知ることはキャリアチェンジへの知識の補充だけではなく、立場や環境による関わり合いへのプラスの知識を得ることができる。
魅力的ではあるものの、やはりリスクを払拭することはできない。そのリスクは大企業や老舗企業にも同じく存在する視点を変えればそれは大きくも小さくもこれからの変遷も変わってくる。
本書では、確かに知らないことを知ることができ、「悪」からは脱却できる。多面的に捉えることもでき、読み物としても楽しめる。
Posted by ブクログ
スタートアップ企業に身を置く中であえて本書を手に取ったが、読んでよかった。
特にスタートアップ企業を投資段階で分類し、それぞれの特徴や選び方を紹介していた。次回の転職に役立てたい。
また、第1章終盤にて、挑戦する年代は20代30代どころか、40代でもまだ若手だと述べている箇所には勇気が湧いた。
若いうちにガムシャラに飛び込むのも良いが、勝ち筋や再現性を探った上で、40代や50代で挑戦するのも面白いと思う。
Posted by ブクログ
スタートアップを起業した、という方と会うことはあるものの、社員として、もしくはCXOとしてスタートアップで働いている、という人はあまり身の回りにいないため、スタートアップで働くというのはどういうものなのだろう、という興味で購読。スタートアップ側の立場で書かれていることもあって、スタートアップで働くことが非常に魅力的に語られており、魅力的に感じた。知り合いの学生に薦めてみようと思う。
Posted by ブクログ
スタートアップは特別なものではなく、大企業の前身。
アメリカは政府調達で資金提供が行われる。
やりたいこと、で起業するだけではない。創業後ピポットより創業前ピポット。自己分析でやりたいことを探しても、過去の自分を見るだけ。
日本で安定=世界で負け。
何を実現するために生きているか、を考える。
上場前のスタートアップ。せいぜい50人までの会社に入る。
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