【感想・ネタバレ】鉄道の音のレビュー

あらすじ

鉄道は音に溢れている♪ 改札を抜けると構内アナウンス、電車の接近音、走行音、ドア開閉のガタガタいう音や発車メロディがサラウンドで迫ってくる。列車に乗れば、ドアの閉まるエア音にモーター音、車内アナウンス、レールのジョイント音が響く――。音楽業界随一の鉄道ファン・向谷実が、奥が深くて楽しい鉄道の音=「鉄音」の魅力を存分に語り尽くす。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

鉄道は音に溢れている!
と書かれているこの本。

キーボーディスト&鉄道マニアの向谷 実さんという方が書いた、鉄道の音の本です。
(その筋では大変有名な方です)

マニアック~~ (笑)
最初にあった話で、

駅の手前なのに、時速130キロにも耐えれる高速ポイントの音がしたとする。(どんな音?!)
そうすると
「ああ、この鉄道会社は今は本数が少ないけど、将来の需要増を見越して、
ここに追い抜き線を作るつもりなんだな」
と思うそうです。

普通そんなこと思わないよ!とつっこみをいれたくなったり・・・(笑)

向谷さん、鉄道の音好きが高じて、
九州新幹線、京阪電鉄、阪神電鉄の発車メロディも作曲しちゃったそうです。

特に、本書では京阪電鉄の発車メロディ作成秘話がつづられています。

関西方面の方、京阪電鉄の発車メロディ、聞いたことあります??
すごく考えて、この街はこんなイメージ、
そして、全曲がつながるように作られているそうです。

本の最後には、全メロディの楽譜まで載ってますよ!

京阪に乗る際は、ぜひこの本を片手に旅されてはいかがでしょう??

発車メロディは、東京でも色々特色がでてきましたね。
その駅の個性を表現するようなメロディが好きです。

例えば、
山手線の高田馬場 鉄腕アトムとか(手塚プロダクションが高田馬場にあった)
総武線の水道橋  ジャイアンツの曲とか(東京ドームの最寄り駅)
JR蒲田駅 蒲田行進曲

発車メロディもその駅を表すものとして定着してきているんでしょうね。

私自体は強い鉄道ファンではないので、
ちょっとひいちゃうようなマニアックさの記述もありますが(笑)
好きだからこそ気づく鉄道の音には、
なるほど~と感じるものが多い本でした。

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2015年11月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

[ 内容 ]
改札を抜けると構内アナウンス、電車の接近音、走行音、ドア開閉のガタガタいう音や発車メロディがサラウンドで迫ってくる。
列車に乗れば、ドアの閉まるエア音にモーター音、車内アナウンス、レールのジョイント音が響く-。
音楽業界随一の鉄道ファンが、奥が深くて楽しい鉄道の音=「鉄音」の魅力を存分に語る。

[ 目次 ]
第1章 人生はジョイント音に乗って
第2章 アナウンス
第3章 喚呼
第4章 発車メロディ
資料1 アナウンス・喚呼集
資料2 京阪電車発車メロディ解説集

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