あらすじ
驚異の経済成長は、北京五輪が開かれる2008年がピーク。その後は成熟の間もなく、急速に老いていく!? 大きな転換点を迎える中国の経済、社会を読み解き、「老い」がもたらすあらゆるチャイナリスクを大胆予測。5~10年後の中国の姿がわかる。
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Posted by ブクログ
何というか…
急激過ぎるほどの成長は
本当にいつかガタが来るように思えてなりません。
現実にいろいろな問題が置き去りにされています。
ええ、急激が続けるのならばいいのです。
ですが、世の中そんなことはありえませんね。
そのダイナマイトが爆発してしまえば…
代名詞ともいえる食品問題がでてきますが
何というか背筋が寒いですよ。
経済成長の裏でこれは強烈。
Posted by ブクログ
2008年8月刊なので、内容はいささか古くなっているが、中国の歴史、人口の変遷などの客観的データーはまだまだ使えるといった、今の中国の入門書となっている。
内容は、表題の「老い始めた」とあるように、人口ピラミッドのバランスが悪くなったことを指摘もしているが、このほかに、環境問題、高度経済成長と民主化が曲がり角であること、市場経済の弊害を訴えていること、台湾、インド、日本などの関係の未来も予測している。
GDP世界2位となった中国はまだまだ、社会主義の単独政党の市場主義経済を行い、老人が多く、少子化が進み、現在の世界のスタンダードは持ち得ていない面がある。はたして、未来の中国はどのようになるのか、改めて興味深く思った。
Posted by ブクログ
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