あらすじ
『アルゴノゥト』
『神の恩恵』など存在しなかった、古代初期を舞台にした物語。
今も数々の説話として受け継がれる、一人の男の英雄譚。歴代の英雄の中でも、圧倒的にひ弱で、冴えない英雄。しかし彼を『始まりの英雄』と呼ぶ者もいる。
何故、アルゴノゥトは『始まりの英雄』などと呼ばれるのか?
これは、とある滑稽な男の話。
不相応な望みを持ち、幾多の思惑に翻弄され、それでも愚者を貫いた一人の道化の物語。
さぁ、『喜劇』を始めましょう。
※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
古代初期の神の恩寵が存在しなかった世界。
英雄でなく道化のアルゴノゥト、妹のハーフエルフ魔術師フィーナ、狼人の戦士ユーリ、ドワーフのガルムス、吟遊詩人リュールウ。
王都で、王女アリアドネを救おうと奮闘。予言者オルナ、アマゾネスのエルミナ。
銀の鎖によって縛られたミノタウロスの犠牲に。
鍛冶師のクロッゾが登場。
Posted by ブクログ
憎むべき対象であるはずの魔物を飼うことで、他者からの侵略を凌ぐ。しかもその魔物を抑えるための代償として王族の人間を生贄にしている。王国を守るためのはずが、王国を滅亡へ導いてしまっているというこの矛盾こそ道化なのでは?と思ってしまった。
Posted by ブクログ
ダンまち本編で何度も言及されて、ティオナがベルを呼ぶときにも使われる英雄アルゴノゥトの物語。
見た目はほんとにベルそっくりなんだね。
泣いている女の子を放っておけないとこもそっくり^^
ただ武力はからっきしなところはちょっとびっくりした。
前章ではまさに道化としての振る舞いでこれでどうして始まりの英雄と呼ばれることになるのか?
後章の展開が全く読めない。
まさか秘められた力が解放されてとかーーーいや、ならなさそう。
という事でアルゴノゥトがここからどうやって英雄になっていくのか後章が楽しみ。
それにしてもクロッゾの初代が絡んでくるとは!
やっぱりここでも頼りになる相棒なのかな?