【感想・ネタバレ】おかしな先祖のレビュー

あらすじ

にぎやかな街のなかに男と女が出現した。彼らは突然そこへ出てきたのである。しかも裸で。ただ腰のあたりだけを葉っぱでおおっていた。警察の取調べに、男はアダム、女はイブと名のった。目立ちたがりやの芸術家かぶれか、すこし頭がおかしいのか? だが二人とも大マジメ。やがてテレビ局が二人に目をつけ、いつのまにか二人は本物のアダムとイブだと決まり、学者がいろんな説をとなえはじめ、そして、事件が発生した――表題作「おかしな先祖」ほか9篇の“SF落語”集。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

久しぶりに星新一を読みましたが、どの掌編も社会への批判や皮肉に満ちていて、楽しんで読むことができました。
なにより、どの話も(結末がスッキリとしたものであるにせよ、何らかの「含み」があるものにせよ)読後感が良く、後に尾を引かないところが、この作家の魅力だと改めて感じます。

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2021年09月07日

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