【感想・ネタバレ】RURIKOのレビュー

あらすじ

昭和19年、満州。甘粕正彦を魅了した4歳の少女がいた。天性の美貌を持つ信子は、のちに少女画家中原淳一の目にとまり、「浅丘ルリ子」として銀幕に華々しくデビューした! 時は裕次郎、旭、ひばりを輩出した昭和30年代。スクリーンの太陽と大輪の花に、国民は酔いしれた!! めくるめく恋と冒険、スターがスターであった時代の燦めく青春と喝采の日々。自分を貫き生きる女優の、超然とした姿を描ききった傑作大河ロマン!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

20年位前にあまりにも大衆的に流行っていた林真理子作品には魅力を感じなかったが、久々に読んだら非常に面白かった。林真理子すごいなって思った本。日本の国民的スターだった浅丘ルリ子や、石原裕次郎など、誰もがイメージできる昭和素材を使い、魅力ある鮮やかな銀幕世界が描かれる。読み終わった頃には、これはフィクションなのかノンフィクションなのか、史実を知りたくなるほど、裕ちゃんやルリちゃんのファンにさせられていた。当時の熱量を見事に再現した物語。

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2014年06月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

美女の代名詞のような彼女。本当の話だろうかとまず疑問が浮かんだ。浅岡ルリ子の伝記でもあり、戦後の芸能界の歴史でもある。石原裕次郎、美空ひばり、小林旭とスターたちの人生がよく描かれている。浅岡ルリ子は、小食さと同じように欲が少なく、物に対する執着心が少ない。そのせいか、廻りの人間が集まってくる。彼女の徳でもある。戦後の芸能界の歴史は勿論私の人生ともかぶっているわけで、自分の歴史でもあるのだ。懐かしい出来事も一杯あるのだ。

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2012年02月09日

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